うばめがし [実]
どんぐりは語らいあいて地に還る
姥目樫、学名:Quercus phillyraeoidesのどんぐり。
国道に古木となったウバメガシが沢山の団栗の実をつけている。
大地に落ちる前の青い実は美しい緑のグラデーションを奏でている。
自然はなぜこれほど迄に素敵な色を仕掛けてくるのだろう。
刹那刹那に変わる色は 大地に溶け込む大地色へと変身していく。
ころがりしドングリ七つ果てぬ海
団栗は大地枕に宇宙の旅
どんぐりや刹那のみどり地べたあり
ミドリグラグラドングリゼーション
2010-10-26 08:11
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コメント(3)
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翠のまま土へとかえるうばめがし
by ナカムラ (2010-10-26 11:55)
自然は本当に不自然なところが
ないですね。
by 青の風画 (2010-10-26 12:07)
緑色の団栗、
妙に新鮮に目に映ります。
地に還る、
昨日飯山で地に還る思いに出会いました。
墓地で枯れ葉を焚く光景です。
人の手で地に還るのは惨いような気もしたのですが、
その地面に自分の影が落ちるのを見て、
やがて我が身も人の手により地に還るのだと気付きました。
by 寂光 (2010-11-21 16:19)