1839 [文字]
1839年今から173年前の天保10年、関東地方では金環日食が見られたという。記事が朝日新聞昨日の夕刊に載った。正確には『金環見えた 関東では173年ぶり』昨日のブログで、137年前の金環日食と記したので、どちらかの年号が間違いではないのかと気になった。以下にネットから拾った年表を貼付けた。
日本の皆既日食 年表
2012年05月21日 金環日食
1963年07月21日 皆既日食(日本本土で見られた20世紀最後の皆既日食)
1852年12月11日 皆既日食(京都で中心食)
1839年09月08日 金環日食
1742年06月03日 金環日食(京都で中心食)
1730年07月15日 金環日食(京都で中心食)
1210年12月18日 金環日食(京都で中心食)
975年08月10日 皆既日食
628年04月10日
248年
247年(卑弥呼が死亡したとされる年)
どうやら1839年のが事実のようだ。173年前が、137年前に間違って書き込まれ、巷に広まったようだ。この場合、出典が重要なのだが、真実はどうなのか。
ある広報では173年前に訂正するという、お詫びのお知らせが載っていた。こちらのブログでもネットで安易に137年前の記述を信じ書き込んでしまった。ネットであれ、紙媒体であれ、間違った情報は巷に多く存在する事が改めて身にしみる。
其の原因は、活字や、手書きでない文字フォントが、潜在的な権威性や信用性を持っている事が原因だと思う。携帯やツイッターの話し言葉では、何か信用度は低まるのだが、活字やフォントの尤もらしさがあるのだろう。
確かな情報や、データとは何か最近変えすぎてしまう。疑ってかかるくらいでいいのだろうが、311以後信用出来ない情報が多すぎる。911では身直に感じなかった、確かな情報と言う判断力が、昨年の3月以来より不安定になっている。疑心暗鬼でマスコミの情報には必ず裏があり、発信の理由が存在する事を気にかけるようになった。中には知らなかった方が良いという情報も多い。
金環日食に沸き、スカイツリーオープンに沸き上がるニュースの在り方を見ていると怖い気がする。何か表層的なものが巨大な力で作り上げる世界が見えて来る。
スカイツリーが本来造られた目的と、其の未来が創りだす世界とは何なのか。あるキャスターが寂しそうなコメントで、よりよい電波を送り出すスカイツリーの役割があるのです。と言っていた姿が妙に気にかかった。より良い電波の姿とは何なのか。其の姿が私には見えない。見ない方が本当の姿が見えてくるのかも知れないのだが。
天保十年の記録が三鷹の天文台に残されていたとNHKニュースにありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120519/k10015242411000.html
壺の中の宇宙を見る五月
近すぎると見えない真実の樹
格子から覗く世界は美しいのは何故なのか
日常の裏側に非日常は存在する
走り抜ける光景の確からしさの証明
木漏れ日が重なる影にこそ真実はいるのか
2012-05-22 09:34
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コメント(4)
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なるほど、情報は複数当たって何が真実か見分ける必要がありますね。
特に複数の違う情報が出てくると、なかなか真実にたどり着けず苦労します。
by 駅員3 (2012-05-22 12:31)
この年号シリーズ、
記憶、想いがたくさん詰まっていて読み応えがあり、
いつも興味深く読ませて頂いています。
by 寂光 (2012-05-22 16:29)
卑弥呼が予言出来なかった事を責められて殺されたのではないかと
どうなんでしょうか?
by lamer (2012-05-22 16:37)
天使、望月通陽?
雰囲気似てるけど、ちょっとちがうかな?
by tree2 (2012-05-23 19:48)