1967

1967年頃これからはコンピュータの時代がくる予感がした。学校の本で「写真工業」と言う雑誌にホログラムに関しての記事が載っていた事を覚えている。社会科の授業では教師が４０年後には石油は枯渇してしまうと盛んに言っていた。
何となく時代の空気はコンピュータが幅を利かす世界がくる予感がした。あれから５0年近く過ぎ世界は激変した。幸い職場でもコンピュータに直接関わる職場でなく、定年間近で、インターフェースが優しくなったコンピュータと接触することになった。2012年季刊誌kotobaの新世代が撃つ！と言う特集号で、Ｐ114の森田真生さんの世界が印象に残った。画像はパソコンの認識画面として良く登場する「re CAPTCHA」という技術のための画像だそうだが、この技術が面白そうだ。

reCAPTCHAは、当初カーネギー・メロン大学でCAPTCHA（別名”Completely Automated Public Turing Test To Tell Computers and Humans Apart”）― 歪んだ文字でロボットによるユーザー登録を阻止するしくみ ― を改善するために開発された。reCAPTCHAの技術は2009年にGoogleに買収され、ウェブを使ったことのある人なら間違いなく使ったことがあるはずだ。文字や数字の画像を識別することで、あなたが人間であることを検証するセキュリティー質問として使われている。このシステムはスパムやなりすましを阻止するために作られたものだが、本や新聞など印刷物のテキストをデジタル化するのにも役立つ。GoogleはこれまでもGoogleブックスやGoogleニュースアーカイブなどのデジタル化コンテンツにreCAPTCHAを利用してきた。しかし過去数日間、何人かのユーザーが見たのは、新しいタイプのreCAPTCHA ― 写真 ― だった。新しいreCAPTCHAは片方には見慣れた歪んだ文字が、もう片方にはどこか不鮮明な（ズームアップしたような）数字の写真が表示されている。数字は明らかに番地で、Googleがストリートビューから取ってきたものと推察される。

以上はグーグルから
森田氏は言う
原子力発電は、現代科学の最先端を動員した原子炉と、水を沸騰させた水蒸気で回るタービンと古典的な装置を連結させています。京大の小出教授がいう巨大な原子湯沸かし器を思い出させます。その連結部分のインターフェースで事故が起きた。
これは今ウエッブで起きている事に似ていると森田氏は言う。ウエッブはコンピュータ同士をつなげているわけでなく、その間に座る有機体の人間同士をつなげている。元来「計算」は神という外部に委託されているものでした。人口を計算するというダビデの時代には、神の怒りで７万人が病死したという。
計算があたりまえに幅をきかす現代、reCAPCHAという技術はコンピュタが認識できない文字を読む事を人間にさせている。
ここ数年natural computation（自然計算）という概念があって、DNAや細胞膜も計算をしているそう。

数学者ポアンカレは「数学というのは、異なるものに同じ名前を付ける学問だ」という。森田氏は、一見すると全然繋がらないものが、実は根底では繋がっているんだというものを見つけていく。社会の大きな問題を考える時に数学者が出来る世界がある。と結んでいます。独立研究者と肩書きがありました。1985年東京生まれ

最近古文書の解読中、解読アプリとreCAPTCHAかなり世界を近く感じました。

コメント 3

こんばんは（*´▽｀*）♪
ご訪問＆Ｎｉｃｅ！ありがとうございます♪
これからどうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
by くるめっち (2012-08-24 01:04) 

IT業界に入った頃、IBMの時代が永遠に続くものだと思ってました。
その後、何年かすればみんなSunのワークステーションを自宅で
使うようになると・・・。
by k_iga (2012-08-24 01:05) 

ポアンカレで検索してまいりました

ポアンカレ予想のDVDを見る機会がありましたが

単純なことを単純に理解したら

幼稚園レベルで

でも、それ以上理解が及ばない自分がいます

ポアンカレ予想にとりつかれた数学者が

感じた不安、恐怖、自分に向ける弱さ

理解できません

ただ、理解したいと思います

ありがとうございました

またお邪魔させてください
by はじめまして (2012-08-26 17:04)