八月一日 [空]
昨夜は3年に一度しか観られないという、ブルームーン。一ヶ月のうちに二度満月が見られる時の満月をブルームーンと呼ぶそうです。極めて稀な出来事や現象を人々は古来から、吉か凶かと恐れてきました。月を眺める望遠レンズのファインダーの中では勢いのある雲の流れが横切り、月の色が大気のせいか雲のせいか赤くなったり、青白くなったりと色々な見え方をしました。
昨日生卵を鏡の上に立てる話を書きました。一晩中静かに立っていた卵は、倒れる卵になるとき、悠然と慌てず騒がず、大自然の原理のままに任せきって倒れる。「立っているものが少しの外力ですぐ倒れるということは、立っていることにとって不安定であり、不安感を伴うことは確かである。しかしその反面は、わずかなエンエルギーが働くだけで倒れることができる能力を持つ、自分の姿勢や位置を変える可能性を持つ、つまりは動きの能力が高いということになるのではないだろうか。」立つとは動きの能力が高い静止なのだ。
止まっているけれどエネルギーは満ちている状態。
以上は布施英利著「ハイパーアートの解剖学」より。同著から『能』の運びは、動く状態。構エは、静止する立ち姿の状態。能の稽古では摺り足で歩く所作と、静止した状態の上下と前後にかかっての力の中での均衡が、あの能の構エを生み出すのだという。『立つ』ということの地球の重力との関係。月の力にも畏怖を感じる朝です。
今日から八月 当ブログの、ソネブロの使用領域も最大値に近ずています。引越しするか閉じるか検討を開始します。
2015-08-01 09:41
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写真を大量にアップしている私は、
既に有料サービスにてブログを維持しています。
私の場合は撮った写真の記録的なところがありますから、
引っ越しをせず、
また、過去を消去することなく継続することにしました。
以前は1000記事を区切りにしようかと思っていましてが、
いまは10年を区切りにしようかと考えています。
先週の日曜日、
妻有の芸術祭に行ってきました。
当日の午後に電車で出掛けたので、
松代の農舞台だけ見てきました。
今年最初に触れた作品は、
草間彌生の作品でした。
今年も暑い夏になっていますが、
この後何度か大地を駆け巡って来たいと思います。
by 寂光 (2015-08-01 15:06)
寂光さま
ありがとうございます
ブログをそっくりデータベースとして転用できる
方法があればと考えていますが、有料サービスに移行も
確かに検討の価値がありますね。日記帳代わりのブログでしたので
何かいい方法があればと検討してみます。
妻有の芸術祭 我が家の犬も連れて出かけました
今は犬も11歳どこまで覚えているかと 1歳で野を駆け回ったかれの眼を見てふと思っています。
by SILENT (2015-08-03 09:31)