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十一月二十日 [空]

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空の色を浮かべる。この町の名誉町民のお一人が詠んだ「海の色は陽射しで変わる」という言葉と同時に陽射しは、何で変わるのか考える。空の色は、雲や太陽や風や雨や雪や雷やすべてで変わるのだろう。
カメラのレンズのピントをずらし、イメージの空の色を探す。液晶画面とデジタルの空の色と実際人間が見る空の色は異なっているのだから。好きな空の色を探す。色のピグメントとピクセルの関係は何なのだろうか。空気とは大気とは何なのだろうか。情報とは何なのだろうか。遠い宇宙の彼方から運ばれてきた情報という姿を思う。生命とは何か。生命には色があるのか。
図書館でスーザンソンタグの『写真論』を借りてきた。彼女が日本に来て都会の桜の花の造花が電柱に飾られているのを見て、日本人は桜を愛する国民と語った言葉を思い出す。
アマゾンで、スーザン・ソンタグ最後の日々『死の海を泳いで』を同時に読み始める。
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           遥かなる海を越え行け冬紅葉       無音








  
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