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3月26日 [花]

コダックのベス単フード外しといった、クラシックカメラのレンズが春が来ると出動する。
私にとって「花のレンズ」花には光が滲む最高のレンズだ。
ゲーテが、色は光だ といったそうだ。
闇の色である藍と、光の色である黄が結ばれると緑が生まれる。
確かに染色では木々の葉や枝や根で染めても、緑という色には染まらない。
藍染めの際、甕から引き出された糸や布が一瞬緑に輝くが青く変化する。

かって日本では染色屋さんは、色ごとに専門で発達し、藍屋、紺屋、茶屋、晒し屋と専業化して色を極めていたという。染料の材料や工程の合理化などで色分けされたのだろうか。
白という色の世界も、生成りの生地のままの色を晒して、白くする晒し屋という染色屋が存在した。

白に染めることは、何か不思議な世界だ。
古代木の扱いも黒木が最初だったという。黒木とは皮の付いたままの木の世界だろうか。
その木が皮を剥かれ、白木となり尊ばれるようになった。おまけに西洋ではそれに白ペンキを塗る世界にまでなった。

花のレンズで以下今日の光の記録です
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駐車場の滲む世界

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光が滲むSCで

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風にも滲む葉影

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公園の一輪のバラの滲み

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紅い赤い滲み

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アケビの蔓も滲む

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路地裏の滲むスミレ

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以下 春の滲み

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桜の滲み
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        牛乳瓶そこから覗く春の唄   ムオン







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