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4月11日 [時]

千葉県佐原市の国立歴史博物館を見学した。縄文時代から現代に至るまでの時代ごとのジオラマが楽しい。十数分の一の模型と人物たちは当然ながら静止した時間だ。ふと始皇帝が指示した兵馬俑の人物たちの大きさを思った。等倍より大きめの人物や家に動物たちが作られたら、この地球がもう一個必要になってしまうと。時代ごとの物語を写真撮影オーケーという環境の中で楽しんだ。神の視点で。俯瞰して。
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写真撮影禁止のコーナーも数箇所あった。正倉院御物の展示から、差別に関する歴史の展示、満州事変関連のコーナーから。何か撮影禁止の博物館側の意図が何なのか逆に興味を惹かれてしまう。

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時代の物語は、このジオラマ以外の外の世界のがいかに多様だったか教えてくれる。決してジオラマが完成度が低いと言っているのではない。次元の問題だ。選ばれた場面は、選ばれなかった場面を鮮烈に思い起こしてくれた。


    ジオラマの外の世界は春爛漫     無音


    見下ろして吾は仏か春の空      無音


    進撃の巨人の気持ち春の日に     無音


    この国の歴史の一齣春が行く     無音


    動き出すジオラマの未来青嵐     無音





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