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7月26日 [遊び]

資本主義型監視社会の始まりといった記事を、ポケモンGO解禁のニュースの側面として読んだ。

ネット先進国アメリカで、ドキュメンタリー作品「WE LIVE IN PUBLICー公開生活24時」オンディーティモナー監督は、米国の若手実業家を主人公として、NYの地下に新進気鋭のアーティスト100人を集めて、住まいも食事もタダの提供をする内容の映画だという。

代わりに24時間、彼らの生活をトイレからセックスまで記録し、すべてがビデオカメラで監視、記録、ネット中継されるという内容だったという。「ここでは全部無料だが、全員の個人情報は全部僕のもの」と不敵に語るという。主人公は1980年代からのIT勃興期に大成功を収めた人物が主人公の作品だという。

世界中に張り巡らされた監視カメラと監視型社会。効率的な生産のためのロボットは誤って人を傷つけることもあるので工場内で、人間が近づけないように監視されるものもあるという。

アメリカの若者たちはFBや、Twitter等にプライバシーを守るよりも、SNSの中で近づきたいという欲求が高いという。

100年ほど前にアメリカのコダック社が生んだカメラを追従したドイツのカメラを見つめていると、記録とは何か、見るとは何かが感じられてくる。日本がパーレットという名で後追いしたカメラでこカメラの表面を撮った。
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レンズのコレクションで安いものは監視カメラに使われているレンズが多いことに最近気づいた。
レンズが一番多く使われているのは今や、スマホや、監視カメラのレンズかもしれない。
監視社会の世界を生きるには、co-veillanceという相互に監視する社会が必須だということを学んだ。
そのための知恵を考え、多くの善良なる人々と選択していきたいと学ぶことが大事な時代なのだろう。


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80年前のカメラのパーレットのレンズを磨き、蛇腹のカメラの本体のフィルム側にデジタルカメラをセットしシャッターを切った。目の前の机の上のスタンプ台が、シャープに捉えられていた。
余りにもシャープで、たじろぐ程の世界だった。


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