01月29日 [俳句]
俳句は、連句の最初の発句が独立して、17文字の世界になったそうだ。連句の世界は、連歌という和歌の世界から派生し、和歌は長歌という中国古代の世界から伝わって変化して来たという。
確かに長歌が短歌となり、俳句まで繋がる歴史面白い。
世界は短い言葉で動くようになつているのか。膨大なデータより、一言呟く世界が最大の影響を与える。壁を築く事や、強い国家、進歩、明るい未来を目指す。
理性よりも感情が先走る。理性と感性は天秤にかけるものではなく、表裏の関係にあるはずだ。
刹那的な世界観がはびこり、長い歴史を忘れた世界は、醜く、寂しい。
一週間は速いものです。何か書きたいことも書ききれません。様々な愛しい時間、愛しい出会いがあったことだけは確かです。松尾芭蕉は、連句の世界の決まりごとに、後には戻るな!繰り返すな!と連なる句の世界の覚悟を言っています。素晴らしい覚悟です。
当たり前の世界観なのですが。
過去の栄光は、決して繰り返さないのです。明日はわからないから素敵なのですね。冬の終わりは、必ず来る事信じています。抽象的な事ばかり書き込みました。今は冬の時代なのか。
庭先に苔の緑が春の予感です。ここ一週間でフキノトウを10個近く散歩の道すがら見かけました。
ポケットに蕗の薹あり空燃えて 無音
2017-01-29 04:42
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