SSブログ

十一月十日 [写真]

1932年製のカメラでフィルムを使って撮影した画像を見つめると、フィルムの上の粒状性物質が何か気配として気になる。印刷の網点とも違う粒状性。画面を構成するエレメントだからだろうか。
事実を英語では、FACTという。ファクターは要素となり、事実を構成する数々のエレメントだ。
光という現象を、化学処理で顕す、写真術という奥域に惹かれる。

           



             光の粒子が晩秋を駆逐し始めていた  ムオン





駅にて.jpg






          香りか匂いか冬の気配の松並木   ムオン






日干し.jpg








          1932年の光捉えし暗箱に秋    無音






宿場祭りにて .jpg





           鮮やかに80年の明暗を結ぶ秋    むおん








この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。