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十二月十九日 [雲]

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雲のありかを尋ねると、何もない時から一面の空をおおおう時と、一片の雲が漂う時と様々。
刻々と変化する雲の下で様々な生き物たちが蠢く。その中間の大気圏の世界にも漂う生命がある不思議。
生命はどこから来たのか。今日もいい天気に感謝。ひたすら感謝の朝。
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昭和2年12月19日のこの日、湘南大磯で夜番の太鼓。大磯町各町内で12月から3月か4月にかけて、太鼓を打ち火番をする習慣があった。火番とは火の用心の警戒を知らせる太鼓だったのだろうか。風の強く吹く季節と、この町では何度も大火に見舞われ、用心を重ねる習慣が根付いたことからなのだろうか。今か時折、夕刻に高麗寺の鐘の音が聞こえるのみ。

高麗寺山は銀世界に昭和2年の今日覆われたという。平成27年の今朝も暖冬、12月とは思えない暖かさ。

昭和11年の今日、濃霧のため立川航空研究所の偵察機が、大磯北浜海岸へ不時着。搭乗者に藤田大尉。





            雲走る師走の浜や町灯り   むおん  




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