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1月6日 [かたち]

松の内という言葉は、目出度い響きだ。
鏡餅は、とぐろを巻いた蛇の姿だという。〆縄もまぐわう蛇の姿とか。
五穀豊穣、生命力の神秘を求め、自然界の脅威に人は柔順だった。
そんな名残が色濃い正月も間もなく終わる。
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我が家の玄関先に、山から古木の梅の枝をいただいてきた。道すがら笹の枝に、松ぼっくりのついた黒松の枝と三点セットで、搾菜の甕に投げ入れた。野生の彼らは今朝も、仄かな香りと、逞しさで春を告げていてくれる。

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