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1月7日位 [花]

ただいまの室温15度。外気温も同じくらいだろう。
昨日花屋の店頭でセールの芥子の花束を買った。
蕾が半分咲きかけのが半分、暖かさですぐ花を開くだろうと日陰の涼しい部屋に活けた。
朝には蕾が開き始めた。あの曲がりくねった茎の姿が魅力の花だ。
茎の緑を見ていると、彼岸花の茎を思い出した。どちらも頭でっかちの姿勢で風に揺れるように咲く。
この町に住まわれる画家の堀文子さんが、ヒマラヤの青いケシを求めて出かけられたことを思い出した。
彼女の描いたヒマワリ畑の枯れて立ち尽くす向日葵の姿が人間のように見えたことも思い出した。
冬の陽光の中のポピーの群れ、逞しく、人間のようにも感じます。

  





             揺れる魂の如く冬の陽の花   無音







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            原色の町ポピーが虎落笛ふく  無音



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               影六つポピーの群れの冬の声  無音



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               花花花花の罌粟の冬冬  ムオン






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