SSブログ

6月20日 [写真]

今から50年ほど前のスライドが出てきて遊んでいます。フォトショップで一部加工したりして。
撮影地は横須賀の基地付近の通称ドブ板通りと、群衆の歩く光景は銀座あたりでしょうか。




   ドブ板を渡る日米下駄と靴 ムオン




R0147411.jpgR0147412.jpgR0147413.jpgR0147415.jpgR0147396.jpg




  半世紀春 夏 秋冬交差点  むおん





R0147407.jpg





6月19日 [写真]

今日が最終日の東京は町田市立国際版画美術館へ昨日出かけた。
ニコンマウントのベス単を持ち出した。約100年前のコダックレンズで撮る町田の光景。
この日熊谷では35.5度の気温を記録した。

森羅万象を刻む―デューラーから柄澤齊へ
2016年4月29日(Fri)~6月19日(Sun)

エングレーヴィング(直刻銅版画)と木口木版画は、ビュランという彫刻刀によって金属の板や堅い版木を刻んで作られる版画です。ともに熟練を要する技法ですが、その多様な刻線によって生み出された作品は独自の雰囲気をたたえ、見る者を魅了してやみません。

R0147355.jpgR0147411.jpgR0147410.jpg

  炎天下枯れ草燃える蒼き日よ  無音

R0147468.jpgR0147459.jpgR0147440.jpg

  木漏れ日を求めて逃げる天道路  無音

R0147553.jpgR0147527.jpgR0147517.jpgR0147495.jpg

   少年は夏の歴史を狩りて去る  無音

 R0147683.jpg



R0147558.jpg

  夏階段天界誓い宙奔る  無音

R0147649.jpg


R0147675.jpg

   滝の音真っ逆さまに沸き踊る    無音

R0147647.jpg

   美を運ぶ女神か知恵の夏を翔ぶ  無音

R0147639.jpg

R0147563.jpg


   銅板の背後の闇へ夏投る    無音 

R0147685.jpg



R0147527.jpg

6月18日 [水]

伊豆へ小さな旅をした。この国かこの星が水の惑星であることを嬉しく思った。
水の姿の様々な気配と、変化を楽しめた旅だった。

DSC_5121.jpg

DSC_5132.jpg

DSC_5211.jpg

DSC_5397.jpg

DSC_5399.jpg

DSC_5410.jpg

DSC_5413.jpg


DSC_5418.jpg

DSC_5453.jpg

DSC_5455.jpg

DSC_5475.jpg

DSC_5501.jpg




6月17日 [旅]

伊豆の一碧湖までやってきました。
蛍の川までは、雨で行けませんが湖畔に泊まります。

image.jpegimage.jpeg


霧の湖畔包みし宿涼し ムオン




6月16日 [人]

印象深い小説の、中身が脳裏を掠めた。
その小説に登場する男性は、彼が生まれた国の王様と同じ日に生まれた。
彼は青年になった頃、王様が国中を巡る行列が、彼の故郷にも来ることを知り群集と小旗を振った。
彼は成人を迎えた頃、貧しい故郷から出稼ぎに、都に出た。都は世界の人々が集まる運動の祭典の準備で、大わらわだった。

その大会は五輪大会と言った。大会の所為で都は栄えた。
彼は栄えた都の片隅で、一人で慎ましく暮らした。
家族の為に都に出てきたのだが、稼いだ金は家族の住む故郷に送り、気軽な都暮らしが彼を故郷から切り離しました。
彼は都でいつしか、ホームレスの群れに加わっていた。
栄えた都の、中心部の丘陵にある森の公園に彼のホームはあった。
見晴らしの良い森の一画には、王様が通う美術館があつた。
ある時、年老いた王様が黒塗りの乗用車で、森の美術館へ絵画鑑賞でやってきた。
その時だけは、都の警察が森の自由人達を森から追放した。追放される彼が、黒塗りの乗用車の一行と、すれ違うところで小説は終わった。

彼と王様と、同じ時間を共有し、同じ国に生まれ、別々の人生を生き、
彼等二人が交差する物語。

強烈だった。昨日都知事が辞職した。都知事と同じ生まれ年の私が、彼の人生と、自分の人生が土台となった同時代といういう世界を強く振り返らせた。

小説の彼は、FUKUSHIMAという地方の生まれで、彼が生まれた住所が、私の母の本籍地と一緒だったことも何か強い印象を残している小説だ。

数ヶ月前、店先のマッサージ機に気持ち良さそうに座る二人の男性を見かけた。目をつむり夢見心地の御二方が、脳裏に浮かべているものは何か。
何故かこちらも心地よい瞬間をこちらも頂いた。


image.jpeg

6月15日 [色]

梅雨に入り、町中が抹茶色に染め上げられてきた。深緑、苔、黴、様々な犯人がいる。
木塀も、石畳も、ブロックや、樹々の樹皮までも緑。

image.jpegimage.jpegimage.jpeg

苔色や黴色に染む梅雨の街 無音





6月14日 [写真]

洗濯物のある光景が好きだ。部屋干しや、コインランドリーが現代的だが、日光浴で白い洗濯物が翻る物干し光景が胸に沁みる。戦場では物干しに干すことは出来ないだろうし、何より平和な光景だからだ。


image.jpeg



物干しに平和とう夏の唄 無音


image.jpeg


洋館の光と影に日傘ゆく ムオン


image.jpegimage.jpeg

6月13日 [旅]

数日前、茅ヶ崎駅にでかけた。駅ビルの最上階からの展望は40年前始めてこの街を訪れた時からの、時の流れを旅することになった。

image.jpeg


平屋の駅が昔はあった。跨線橋の階段を降りて古びた改札口を出た。大工の熊さんが始めたという名の、ダイクマという店があつた。今見下ろす駅前のタクシーの屋根の数に驚いた。


image.jpegimage.jpeg

ベルリンの天使になった気分で、流れた時間を思います。

昨日は隣町のロードサイドの店に出かけた。原色のストアー。悲しくなるほど呆れるアメリカン。アメリカのイミテーション。溢れる横文字は今に始まった事ではないのだが。

image.jpeg

見上ぐれば大看板の紅き夏 無音


image.jpeg

6月12日 [アート]

台湾からお土産の記念切手をもらった。今年から台湾は、女性大統領。
アメリカも近々、ドイツや英国も、日本の国の女性最初の首相は誰がなるのだろう。image.jpeg

郵便は世界を繋いだ。電子メールの時代、コミニユケート出来ないものがまだまだある。

image.jpegimage.jpeg

6月11日 [写真]

陽暦では今日から梅雨入り、エルニーニョからラニーニョだかで海水温が冷たい太平洋の年は、猛烈な暑さの夏とか。相変わらず50年前のスライドを複写している。カメラのモニターに映った画像は、修学旅行で奈良の法隆寺を夕方訪ねたときのものだ。古都の夕陽が差し込む境内は美しかった記憶が残る。

image.jpeg

今朝の日差しも美しい。一瞬をタブレットで撮った。

image.jpegimage.jpeg

泰山木の花は、ホオノキの花に似て香りが高く気品もある。

image.jpeg

朝生け捕りにした紫陽花と、藪枯らしの花と、ビョウヤナギの花。

image.jpeg






生け捕られ籠に花咲き梅雨に入る むおん







この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。