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6月28日 [写真]

正真正銘今から100年前のレンズで捉えた画像たち。レンズは100年前の製造でも、画像は現代のデジカメの撮影素子が捉えているので、100年目のフィルムで捉えた世界とは異なる。素子の手前までは光が結ぶ画像の構造は同じ。磨き上げて綺麗になったレンズで見る世界。

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100年前の人々が設計し、作り出したカメラとレンズ、そのカメラが何回のシャッターを切り、どんな人々や光景が映し出されたのか。今では数千円で手に入るそのカメラの重さはずしりと重い。殊の外小さな暗箱のカメラに愛おしさを感じてしまう。更新する玩具のロボットを100年レンズの光が通る。

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真夏の日差しは、100年前も同じか

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 鐘は一里先を鳴り、二里先には響き、三里先へは達し、その先滲むのが名鐘だと言う。
 100年のレンズも滲む光景が、ことの外美しい。

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