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8月28日 [俳句]

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ひまわりのお天道様と語る色   むおん

昨夜も夢を観た。トイレに真夜中に起きて、その後また夢の続きを見た。頭の中は、先程まで夢見ていたのを憶えているのか。再び夢の続きを観れる。

夢の内容は、エレベーターの登場が此処1年くらい多い。其れも五、六階の小さなビルの古びたエレベーターの登場だ。一階に降りようと乗ってから間違えて二階か三階のボタンを押してしまう。開いたドアーの先の廊下からの階段は下に向かい螺旋状の暗い階段で怖くなる。いつも出口まで出られないような迷路のような夢だ。夢の中の時間帯は夕暮れから夜にかけての暗闇が主役。すれ違う人影も誰かはっきりしない。何か不安に満ちた夢。
上昇するエレベーターの夢でなく、一階の出口を求める夢は何を象徴するのか。乗り物を乗り継ぎ焦りながら何処かへ向かう夢もよく見る。夢判断は好まないが、何か脳の中では何かに繋がる仕事をしているのだろう。

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何か潜在的に気になることがあると、脳も其れを探し出す作業をするのだろうか。家の窓の設計が気になったとき、街を歩くと窓だけが眼の中に飛び込んできた。窓以外が消えて、眼の中に窓の形や、色や、材質や、コストや、歴史や、様々な窓が飛び込んでくる。窓は一体何のためにあるのだろう。窓の内側と外は何故あるのか。
絵の額縁は何故四角なんだろうかと。
気になることは連鎖する。

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朝のテレビで永六輔さんと大橋巨泉さんの対談模様が映し出されていた。
何故永さんか。
永という文字をじつと見つめる。


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一枚の色紙を揮毫した人の永というサインと六輔の朱印、いつ頃書かれたものだろうか。談志師匠が団子屋の娘と呼んだ人の話。一皿の団子。
六輔氏は団子も、花も、好きだったんだろう。色紙を眺め想いが広がる。
満開の桜吹雪が河にちる光景を思い浮かべ、ラジオ局で色紙に書いた俳人。
葉桜の頃、言問団子の店先で色紙に書いた俳人の姿。どちらも似合う気がする。どちらも違うかもしれない光景。
俳句は作者を離れ、詠む人の世界を豊かにしてくれる。

皿の上の団子は誰が召し上がったのか。皿の上の都鳥だけが知っている。



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気になることは飛び混んできます。
スマホの雑誌から言問団子の紹介が
目に入って来ました。
団子虫のムシの知らせでしようか

    今朝の虫野分の風の音に乗り  むおん



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