11月26日 [世界]
一昨日の昼過ぎ、福島県南部にあるハワイアンリゾートスパに出かけてきた。三十年以上前に常磐炭鉱のオーナーが、閉山した炭鉱の跡に常磐ハワイアンセンターとして開業したのが最初だという。
炭鉱の時代から、石油の時代へ、北海道の炭鉱、九州の炭鉱が閉山していった。昭和の時代の後半の話だという。明治時代には横浜に鐵道が開設され、常磐炭鉱からも運ばれたようだ。火力発電から原子力発電へ時代は移り、2011年の福島第一原発まで数十キロの場所にスパリゾートはある。
雪が止んで秋から冬へ移行する季節。初めてのフラダンスショーを見学した。
28度設定のステージと観客席の熱気以外は、廊下も部屋も冬の気温に近いギャップに驚く。
暖房のエネルギーは石炭ではないのだろう。炭鉱時代から天然温泉は出ていたのだろうか。
昨夜は独楽の夢を見た、回転してスピンがたくましい躍動感の命を感じたダンスが、独楽に変身して夢に出てきたのだろう。ステージが明るくストロボを焚かずに手持ちで撮影。
世界の舞踏には、回転し陶酔へ誘うものと、跳ねて大地を鎮めるものの、二つがあるという。
火は命のように踊る。男たちの肌の輝き、女たちの野生の叫びを聴きとるように時は過ぎる。
フィナーレのシャボン玉が楽しい
ドームの天井の外は零下の世界だろう。