12月31日 [海]
遠望で江ノ島と烏帽子岩に相模湾の防潮観測ブイが揃って見えました
今朝は昨日見えなかった富士を見に港まで出かけました。年の瀬のわが町の光景です。
今年一年訪問くださった方には感謝申し上げます。来年も皆様にとって良い年でありますように。
今朝は富士山の頂までくっきりと見えました。
穏やかな大つごもり朝です。
波の波紋を見て今年一年の様々な出来事が浮かぶように見えました
さようなら2016年
来年の左義長用の松の切り株が用意されて浜に並べてありました。
クラシックな港の消防車たち
皆様また来年の明日お会いしましょう
12月30日 [海]
12月29日 [山]
今日は和室の障子紙を張り替えようと、平刷毛で微温湯に浸し、障子の桟を濡らしながら、そっと剥がして行きました。気持ち良いほどに十年前に貼られた桟の糊が溶けていきます。小一時間程して糊から紙が浮いて一気に剥がすことができました。
十年前に小田原の城下町の数百年続く建具屋の職人さん達の姿を思い出しました。5-6人で来てテキパキと、仕事をした姿です。全員が緊張感を持って殺気まで感じるような仕事ぶりでした。無言で紙を切り、糊を溶いて襖を貼る人。障子の桟は和室で8枚、鉋で建具の調整をし、建具を何度も嵌めたり外したり。
家の場所場所で建具の微調整をして、その場所だけの寸法に微調整するのだそうです。何か伝統の重みと手業に感動しました。
近所の材木店の社長の話では、下手な大黒柱の古材より、指物や建具屋さんの使う材料のが余程値がはるそうです。
緻密な狂いのない障子の桟を見ながら、職人さん達の機敏な動きを思い出しました。無言のまま仕事を終えて、帰っていった半纏姿の後ろ姿をよく見なかったことに何か今後悔の念がやつてきます。
障子紙を張り替えて、何か気持ちが落ち着きました。夕焼けの富士を見に犬と散歩に出かけました。
伊豆の山に夕日が沈みます。
大島も目の前に浮かんでいます。
12月28日 [色]
12月27日 [遊び]
百均で楽しいものを買った。
黒い32頁のスクラップブックと、黒い軸の18本入り色鉛筆。一頁あたり3円のスクラップブックと、一本6円程の色鉛筆。平成16年の今、この時代の豊かさを思う。
何処の国のどんな人々がこれを作っているのか。デザインした人は誰なのか。どんな人達が運び、どんな風に運ばれて、誰に買われていくのだろう。
黒いページに色鉛筆で描いて見る。夜をこする様に微かな光の色が、浮き上がる。
角度を変えて見ると明らかになる、儚げな奇跡。
思い立って針で紙に穴を開ける。風穴の様な光が向こう側から、差し込んでくる。
明日のほうからか、昨日の方からか微かな光が煌めいている。
冬の頁雨雲の上は光の海 無音
黒い32頁のスクラップブックと、黒い軸の18本入り色鉛筆。一頁あたり3円のスクラップブックと、一本6円程の色鉛筆。平成16年の今、この時代の豊かさを思う。
何処の国のどんな人々がこれを作っているのか。デザインした人は誰なのか。どんな人達が運び、どんな風に運ばれて、誰に買われていくのだろう。
黒いページに色鉛筆で描いて見る。夜をこする様に微かな光の色が、浮き上がる。
角度を変えて見ると明らかになる、儚げな奇跡。
思い立って針で紙に穴を開ける。風穴の様な光が向こう側から、差し込んでくる。
明日のほうからか、昨日の方からか微かな光が煌めいている。
冬の頁雨雲の上は光の海 無音