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12月21日 [世界]

今年一年を少しだけ振り返ってみると、健康であったこと、大きな喧嘩もせずに仲良く家族が支え合ったこと、大きな災害にも会わず、兎に角息災に過ごせたこと。感謝の念が湧いてきます。
先祖の霊に頼りひたすら祈ることがあります。今此処に生きていること。有難きことです。

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雲丹の口の五角形の精巧な動きに驚いた一年でした。

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鉄の金具の時代を経た年輪を愛おしんだ一年でした。

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幾重にも重なる白薔薇の花弁をひたすら美しく感じられる日があった一年でした。

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一輪の花に世界の平和が写っていることを想えた一年でした。

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雪に包まれる隅田川の橋に出会った時映画を見ているかの様に幸せになった一瞬のある一年でした。


12月20日 [空]

冬の空を見上げる
落ち葉が天に向かうように舞い上がっていく
刷毛で描いたような雲にむかい
空のキャンバIMG_0380.JPGIMG_0377.JPGスに広がる

今日は69回目の誕生日

69年前の空は、どんなだったか勿論知らない。











12月19日 [空]

冬雲のドラマ

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近所で植木屋さんが忙しそう、今頃はこの街でも植木屋さんの鋏の音がよく聞こえる。
散歩の途中、松の剪定中の植木屋さんの落とした松の枝を、声をかけて戴く。
枝振りの良い松を選び持ち帰る。裏山の梅林の白梅の蕾の枝をこれも少しだけ戴く。
梅林は荒れているが枝にはびっしりと蕾。庭の水桶に入れ正月を待つ。
クマザサか真竹の枝が入れば松竹梅の出来上がり。
花屋ならぬ自然の厳しい環境に咲く命をいただく。
空の雲は、雪雲か畝るように舞うように冷たい空を覆い尽くそうとしている。
師走のように心も走り始めた。

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12月18日 [海]

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今日は港で今年最後の大磯市、ワンチャン達もたくさん来て200もの店が出ていました。湯河原の畳屋さん親子の出店が気になりました。畳の縁のバッグや小物類。畳のはじの切り落としがタダでいただけました。い草の香りの懐かしさ。家に帰り飾りをすると立派な正月気分。

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市で、立派な写真集に出会った。ラルーテイング、19世紀最初の写真家か、印刷はスイス。100年前の人々の笑い声が聞こえて来そうな写真集。飛行機や自動車の最初の時代。


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12月17日 [写真]

朝日がブラインドの間から忍び込み、
椿の花を目覚めさせた。

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12月16日 [海]

近くのスーパーで、珍しい殻付きのエゾバフン雲丹が、格安で売っていた。
北海の海で採れたものだろうか。雲丹の漁期は6月から9月だという。今の時期に採れたのはロシア産なのだろうか。棘のある殻の底を見ると、カメラのシャッターのような5本の鋭角的な爪が閉じたり開いたりする。生きている。此処が雲丹の口なのだろうか、牙のような爪が何故か美しい。
鋭利な爪で獲物を捕らえるさまが想像できる。

底をハサミで丸く切り抜き、スプーンで掬い出し、山葵醤油でいただいた。
北の国の大統領プーチンの長門への来日。北方領土とは何なのか。
一年おきに両国の領土として交換しあい、両国の国民が一緒に住めないものかと馬鹿なことを考えながら、雲丹を肴に台湾の老酒で晩酌をした。

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バフンウニとは確かにその名の姿が。

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底が口のようだが調べてはいない

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最初に食べた人間は偉い

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蝦夷の地の星の口ある冬馳走 むおん




12月15日 [かたち]

「感性って何ですか?」ある大型量販店のバイヤーに問われたことがある。
彼は店でも超優秀なバイヤーで、仕入れる際に必ず効率よく店の顧客に、絶対売れるものを提案してくれと、絶えずいってきた。彼は銀座の一流店で今売れているもの、地方のあるコンビニで一番売れているものの、両方のデータを重視した。データに現れないものが感性の領域だつたのだ。彼の問いが十数年後の今も耳に残っている。

感性って何ですか?


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12月14日 [写真]

昔銀塩写真が全盛で、カラーフィルムも主流でないモノクロ写真全盛時代の頃の話を思い出しました。
高校生だった私はある日本のカメラメーカーに手紙を書きました。
ファインダーから見える光景はカラーなのに、なぜモノクロームに見えるファインダーを開発してくれないんですかという質問状でした。返事が返ってきました。丁寧なカメラメーカーだったんですね。
返事の内容は忘れましたが納得のいくものではなかった記憶があります。
カラーの世界から想像して、モノクロームの階調をフィルターや絞りやレンズやシャッタースピードでコントロールする時代。

今では色の変換も自在にできてしまう時代です。その幅が広すぎて何が求めるものか迷います。
不自由だった時代のが、想像力は高まりました。

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歳末の光景を思わせる窓の向こう側の人々です。赤いサンタは今では町中に見られる時代です。


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わが町に帰って線路際のホームの見える光景を歩きます


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駅の階段の構造が観れる側面です


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駅前の光景は静かです


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駅前の喫茶店も店じまい



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駅前に灯りがともると昼間より賑やかです


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駅前の洋館は築百年とか


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駅前通り



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駐輪場



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LEDの街灯は他の惑星のように冷たい光り



12月13日 [写真]

久しぶりにNikonのレフレックス500㎜レンズを出して撮影をしました。数十年前のレンズですが鮮明に秋の裏山を捉えます。もう12月だから冬なのですが紅葉が残り、秋の名残が朝日の中で感じられます。
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ユウカリの大木に実のようなものが見えました
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冬の木立もいいものです
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自分が生まれた時代の1940年代の135㎜ミノルタのバースデーレンズです
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秋の残照の色が目にしみました
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冬の朝
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12月12日 [色]

雑誌WIRED日本語版の表紙は、バラク・オバマ[×]?伊藤穣一  対談、ワイアードTVの特集記事。ホワイトハウスからの最後のメッセージ。


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週刊金曜日の表紙は、「新たな戦前」を止める
太平洋戦争開戦75年。
ご近所の99歳の老人は、開戦時24歳だった。彼は満州からフィリピンへ爆撃機を移動してアンテナ基地の破壊作戦に参加したという。


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