SSブログ

4月21日 [山]

今日は箱根をドライブしてきました。箱根峠から芦ノ湖へ車で数分、新しくできた港の畔屋という商業施設、お客さんの80パーセントが海外からのお客さんだそうです。さすがの箱根です。
DSCN1131.jpgDSCN1125.jpgDSCN0939.jpgDSCN0924.jpg
今の時期、点描画の世界のように咲く、マメザクラが箱根山中至る所ひっそりと咲いています。
小指の先ほどの梨の花のような可愛いマメサクラです。

箱根恩賜公園は箱根で最も好きな場所です。明治時代に伊藤博文の提案で、箱根の離宮として作られ場所です。宮内庁から払い下げられた今は誰でも入れる素敵な公園です。
DSCN1146.jpg
箱根恩賜公園の中の二百段階段苔むした石のスッテプが風情溢れる場所です。
DSCN1228.jpg


    明治から平成までの春二百段踏みしめて  無音


DSCN1251.jpg
小涌園にやってきました三河屋旅館の解放されたツツジの庭は5千坪、まだツツジには早い季節ですが、有名な箱根、山のホテルのツツジ群にも引けを取らない景観でした。

DSCN1263.jpgDSCN1255.jpgDSCN1252.jpgDSCN1251.jpg


   逆鱗の如きツツジの花の精  ムオン

風情のある小涌園三河屋旅館。この辺りに長谷川町子さんのお母様が買われた小涌園の別荘があったはず。そのお隣の三池の別荘には、大磯から吉田茂首相がちょくちょく来られていたとか。

DSCN1290.jpg

 箱根の森の妖精たちは密やかに笑いを貯めて合掌していた。ハハハハハハハ へへへへへ。

箱根.jpg

4月20日 [山]

image.jpeg
今朝は箱根峠に来ました。
芦ノ湖に遅き春見る峠哉    無音

4月04日 [山]

DSCN0788.jpg
敷き詰められた石に雨が等しく降りかかっている。
その石の一つ一つの違いは、かたちの違いか、素性の違いか、ふと考える。

「数学する人生 岡潔」森田真生編を読む。
自分とは何か
自分とはなんでしょうか。 西洋人は「自分とはこのからだである」といっているのですが、それは「自我」が自分であるといっているのと同じことです。
ところが、自我に肉体を主宰する力などないことは、少し振り返ってみれば明らかでしょう。
自我は思うままに食べ物を取り入れるし、排泄したくなれば、それを排泄する。ところが何度もいいますが、自我にできるのは、その両端だけで、その途中は少しもわかりません。

このからだ、この心が自分だと思うのは間違いで、そんな考えは打ち消さないといけないということです。


以上岡潔さんの言葉の、その途中を分かるもの、とは何なのでしょうか。「心」が「体」との関係で、自分を支配しているということなのでしょうか。

R0144575.jpg

人というのは、大宇宙という一本の木の、一枚の葉の様なものです。
宇宙という一本の木の一枚の葉であるということをやめたなら、ただちに葉は枯れてしまいます。
宇宙という大きな木と、一枚の木の葉。
本当の自分を仏教では「真我」あるいは「大我」というそうです。
真我、大我は死にません。「不生不滅」世界の一番はじめからあるもの、生まれたものではなく、滅することもないもの。
木の葉は、秋になれば落ちますが冬になっても木はあります。
真の自分とは、木だから不死です。不生不滅です。
ところが、葉としての小さな自分は死ぬのです。仏教では「小我」というそうです。
大我は不生不滅で、小我は死ぬ。
命あるものは100%死ぬ。大我は不死。


R0144598.jpg


人の心とは、簡単にいえば、二つの要素からなっているそうです。
一つは懐かしさ。もう一つは喜び。この二つを同時に感じるのだそうです。
次回、「懐かしさ」と「喜び」を読み進みます。

R0144602.jpg

笠をきて案内の僧や花の雨 みの助


DSCN0858.jpg



隧道を抜けて激しき花の雨 無音





R0144606.jpg

3月20日 [山]

数日前に隣町から見た富士の光景。河原には一面の菜の花、菜花、黄色い帯。家々の屋根の上から白い貌の富士山。

image.jpeg
image.jpeg

image.jpeg


image.jpeg

image.jpeg

1月25日 [山]

大磯町の中央部に西小磯という地域があり、本郷山という山がある。この丘陵地帯35万坪を、鎌倉山住宅株式会社の専務管原通済氏が住宅地建設として7年目の承諾により本格構想に入る。時昭和10年(1935)1月25日。鎌倉山の住宅地は開発されたが、大磯の本郷山住宅地は未開発で山のまま現在地至る。
蒲田の撮影所の候補地にも本郷山はなったことがある。その経緯は行き交うこうもが知っているのかもしれない。
雲01.jpg




  山開き海を開きて人の冬   無音




1月24日 [山]

この町の一番東側に、高麗山という、海側から見ると、漢字の山の字の形の三つの峰がある。中央の峰が高麗山、東側が東天照、西側がハ俵山と呼ばれている。高麗の国の王子、若光がこの地に上陸した時に目印にした山で、後に山岳宗教の聖地となり、寺院が山頂と麓に築かれ、最盛期には、表十二坊、裏十二坊の末寺があつたという。江戸時代には天領となり、高麗寺は手厚く処されたという。鎌倉時代には頼朝も此の地に花見に訪れたが桜の花はまだ咲いてなく、前に流れる河を、花水川と名付け、鎌倉に帰ったという。頼朝が富士の裾野で巻き狩りを催した際、有名な曽我兄弟の仇討があり、此の兄弟に縁の、虎御前は、高麗山の麓の化粧坂に住んだという。
そんな高麗山の風景を、元木橋だった海側の橋の上から眺めた。
image.jpegimage.jpegimage.jpeg

十二月二十九日 [山]

小田原まで出かけました。富士が雄大に見えました。手前に近景のある間からの富士山は巨大な山の趣です。どこまでも大きな富士です。
DSCN6280.jpg
いつか見た青空の映ったビルのガラスの青が綺麗です
R0141778.jpg
海も水族館の中のように見える光景を通過しました
DSCN6336.jpg
富士と標識なかなかお似合いです
DSCN6292.jpg
箱根連山の彼方から富士が覗きます
DSCN6402.jpg
今年もあと本当にわずかです。









     富士の嶺幾千年の冬をみた 無音






十二月二十日 [山]

其処に山があるから双眼鏡image.jpeg

山高し故に尊し旅路

image.jpeg

十二月五日 [山]

数分前に国道一号線の大磯切り通し付近を通過しています。右手に旧吉田茂邸、正面に真白き富士、寒い朝です。今朝はスマホからアップしました。image.jpeg

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。