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四角豆 [料理]

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沖縄産の四角豆という、珍しいかたちの豆を買いました。
2パックセールで100円。インゲン豆と同じように調理して下さいということで
湯がいて削り節をのせ「豆おかか」にして食してみた。さっぱりとして美味。青臭さもない。
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何かサボテンの様でもあるが柔らかい。襞のさやの部分が痛み易いので安売りしたのだろう。
莢に葉が進化したように見えて面白い。断面が四角形なので「しかくまめ」なのだろう。
他にも呼び名がありそうだ。みどりの餃子型でもある。
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沖縄にはまだ行ったことがない。豆の残りはすき焼きに加えて食べてしまった。
ゴーヤチャンプルにも向きそうな素材だった。
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食卓 [料理]

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人はいつから料理というものを覚えたのか
限りない昔からであろう
電気等というモノのない時代に
雷が落ち燃え上がる木や
自然発火した火の種から
モノが焦げるうまそうな匂いを火が創りだすことを
発見し
煮炊きや焼き物を始め
何よりも前に
生の肉や木の実や草を
石の上に並べ
食卓としたのだろう
最初の食卓は
自分の掌の上でもあったろう
水を掬う両手が碗のかたちになり
大きな木の実を二つに割って碗が出来
土の器を焼いて 土器の器を作った
食卓は神へ豊穣を感謝し、捧げるための基礎の台でもあったのだろう
我が家の食卓も ちきり締めという板を繋ぎ大きな板とした桧の食卓が完成した。
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タングステン電球の下の桧のテーブルは板目が赤味を帯びて美しい。
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蝶形のチキリも艶が綺麗。
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壁の幅にあったテーブルは明るくペンダントの光を反射して、部屋全体を間接照明してくれます。レトロな電球の傘は英国製と日本製、どちらも深いオリーブ色。電球側は琺瑯の白。
適度な錆が大好きです。
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一本のコードは白だったのを小豆色にマジックで塗りました。
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昨日の朝は水戸土産にいただいた梅羊羹が朝陽に見事に染まっていたのでパチリ。
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何気にボケた姿も何故か好きなのです。
いつかピントが合う前の朝のひととき
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い く ら [料理]

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キリリとカチワリ氷の上にイクラを載せて冷酒で乾杯。

思ったらトナカイの真夏の夜の夢でした。
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炎天の卵叫びて海となる
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今日からは夏のサンタの逃避行
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山椒 [料理]

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山椒の実が手に入った
さんしょうのイメージは、木の芽か実山椒で、花は記憶にないが、小さな粒の黄色か白か緑の地味な花が咲いているのだろう。
山椒の実は、カボスやスダチを思い切り小さくした様で、表面の小さな実の肌迄柑橘類の姿だ。
香りが強烈に鼻に来る
すうーっと抜ける刺激が好きだ。
鰻が連想される
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銀皿の上の青い山椒の実
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冷蔵庫に良い塩梅でちりめんがあった。
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ちりめんの細かさも ちりめん山椒にもってこいの大きさ
透き通り甘噛みした感触も
美味
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適当な ちりめんの量に 大匙一杯の山椒の実が 組み合わせ
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実をほぐしてヒトツブヒトツブにするのが手間
指先に香りが残る
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塩一つかみの沸騰した湯で実を十分湯がき三十分冷水であくを取る
ちりめんも熱湯に通しざるに上げ
醤油と味醂の汁で弱火で炊き上げる
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ざるに干すようにして出来上がったちりめん山椒の水分を適度に吹き飛ばし
完成 ! ! !
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京都の老舗の「ちりめん山椒」は結構な御値段
酒のつまみの出来上がり
半分は冷凍にしました
冷酒の季節
甘みも調整出来る
手作りの
山椒ちりめん
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蕗の薹の佃煮 [料理]

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野のかおりが聞かれ始めました。香りを聞くっていい言葉ですね。香りは香ぐものでなく聴くという事もいいなと思う季節です。崖の斜面に雨上がりの斜面に蕾の様な蕗の薹が一斉に顔を出しています。
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此の季節蕗の薹は、刻んで炊きあがりの白い御飯に混ぜ込んで「春の香」を楽しむか、刻んで湯がいて灰汁を取って醤油と味醂で佃煮にするのも珍味です。蕗の薹をアップで見ると小さな蕾がぎっしりとのぞいています。大玉花火の断面のようで、はるのかおりがドーンと開く様な気配です。無軸の皿に二三個転がしてあるのを眺めるのも幸せな気分になります。
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砂利を運ぶ大型クレーンが海上にみられました。思ったより速い速度で海面を移動していきました。CA350023.jpg
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只今西湘バイパス無料実験実施中です。この無料の為のコストはどこから持ってくるのかはっきりして欲しいですねー。高速道路無料はいいけど維持費や今迄の収入の変りの財源はどこから持ってくるの。私が知らないだけの世界かな。
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鳥たちは自由なようで人間からかなり影響を受けているようです。
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ばっけ味噌 [料理]

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今日は山手のお宅で崖に芽を出したフキノトウを戴くことが出来た。
日当りのいい崖の斜面は緑の星のフキノトウが花を開いている。
まだ蕾の物を摘ませていただいた。東北地方でバッケ味噌と呼ばれる、「ふきみそ」を今日はこしらえた。そしてネットで見つけた煮浸しのフキノトウも酒の肴に並ぶ。
もしかして明日の夜は関東地方も雪になるかもと天気予報があります。
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煮浸しと蕗味噌並び春近し さいれんと

フキノトウの佃煮 レシピ [料理]

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鎌倉に住んだ作家 立原正秋さんの御子息潮さんが平凡社から出した『料理と器 立原正秋の世界』に、蕗の薹の佃煮の作り方がのっている。その頁より紹介します。
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この本で、山椒の木の芽の佃煮も紹介されているが、こちらも絶品。
山椒のファンになり我が家の猫の額の庭先に7本の山椒の木が植えられている。
一部は盆栽にもなっているのだが。木の芽が芽を出すのは桜が咲く頃。春よ恋。はやく恋。
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我が町に眠る作家「島崎藤村」の墓石がある地福寺と言う寺は、古木の梅が多い。白梅が多くこの花を島崎藤村は生存中愛して度々境内を訪れたと言う。その境内は今梅の香りに包まれている。画像は湘南大磯の地、地福寺境内の梅の咲く頃の画像。

蕗の薹の佃煮 [料理]

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蕗の薹が我が家の裏にもひょっこりと顔を出していた
一昨日蕗の薹御飯で食べました。
今日は市場で仕入れた地元のフキノトウで佃煮を作りました。

家中に広がる香り蕗の薹
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フキノトウの佃煮を、酒の肴に一杯です

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