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6月02日 [かたち]

セルリの花が咲いていた。セロリの香りがする。セルリかセロリか、ふと気になる。
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ズッキーニの美しさで買った、模様は草間彌生さんのかぼちゃに、そつくり。
ユニクロで買ったTシャツ。

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サンゴ草と呼ばれる花。挿し芽でつくといいのだが。

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5月20日 [かたち]

赤芽の葉が色づき、そのかたちをみると、唇のカタチに見えてくる。赤という色とカタチからくる連想か。白い紙の上に唇が並ぶ。昔、赤い色は魔除けの色だったという。赤は内蔵の色、皮膚をひっくり返し魔除けの仕草で、魔は去って行ったという。
赤い口紅に緑の補色を対比して口元を鮮やかに見せた浮世絵の時代もあった。

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唇を並べて立夏の物語 無音




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4月26日 [かたち]

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facebookで、仮面専門店企画のニュースを知った。東京墨田区にオープンの予定だそうだ。


仮面とは何か、昔から興味があった。開店したら出かけようかと思うのだが、風邪をひき体調は今は最低。

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今は此の猩猩の面に救われているひとときだ。猩猩は架空上の動物がモデルというのだが、親しみを感じる。

3月3日 [かたち]

今日は雛の節句。川瀬敏郎さんの一日一花の写真集、今日は男雛と女雛の椿。

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ローマ時代の古代ガラスの碗に、紅子雀という椿の花と実が並ぶ。

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我が家の周辺位転がるものを、雛達に見立てて並べてみました。以下『見立て』の雛たちです。
百均で求めたガラスの文鎮は男雛と女雛を、球と角錐で並びます。

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古い道具の木の部品は男雛と女雛の形を連想

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ボルトとナットならぬ鉄錆のカップルも存在感が

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フランスの古い陶器のビー玉二つ

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マラカス好きの彼女と 温泉好きの檜の彼

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建築現場の男雛と女雛は休憩中

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青リンゴと赤りんご 最近は同性の雛達も 男雛と男雛 または 女雛と女雛

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多様性の世界を、認め合い、強制しない社会が一歩前進することを願って



    





        大都会男雛女雛のすれ違う    ムオン






2月22日 [かたち]

昔は空気という存在も、魂という存在も何故か身近ではなかった。「随分と長い間、魂について話していなかった」と近所の寺の掲示板に毛筆で書かれた紙を見た。何故か懐かしい気になった。何故なのだろうか。

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今朝ふと気になったたこ焼きの鉄板を磨いた。プロ用に使われたのであろう其の鉄板の丸い型の底は、斜めに串が削った軌跡が、総て同じ角度で並んでいた。その光る傷跡を見て無性に嬉しくなった。回転するタコ焼きと指先と腕の動き肩の動きが目に浮かぶ。

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何故か型の姿が気にかかる。芸事でも型がある。琳派でも型が続いてきている。
みえない形を、見えない型が産みだす。
目の前のタコ焼きの形を見て思う。型とは何だろう。
人を生み出す型もあるのか。

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インドの染色用の木型、縦に横に何度も繰り返されて布地に型から形を移す。
一つの単位が無限に増殖する。型の美しさ。
母なる型

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レモン石鹸の型
泡立ち消えていった石鹸は無くなっても、産み出した型は残る。
昔ゲシュタルト心理学という言葉が、好きだった。
空気とその空気が包むものの関係。
言葉と、その言葉で言い表せないモノの関係と存在。
写真とその写真の外側との関係。
額縁の中の名画と、その名画がある環境の外側や裏側との関係。

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型はいろんな事を教えてくれる。
世界は雌型と雄型でできている。


2月12日 [かたち]

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世界のアラ探しばかり気にしていても、つまらない。大事なことは今日をしっかり生きること。足元を見つめると、明日の空が見えてくる不思議。
明日の本をもう一度読み返す。


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1月20日 [かたち]

メキシコか南米かの原産のエアープランツ。日本の冬の朝のほんのひとときの日光と陽だまりに、元気な姿。砂漠の砂よりもアクリルの透明立体たちが似合うだろうと囲まれて朝日を浴びている。

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古びたスタンプ台の上の朝日。赤と青のインクは乾き、見事な土色と紫に、この紫の再現性がデジタルでは出ない。


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青インクのスタンプ台の紫の中味の金時計

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紫色の時刻む冬の日の夜 ムオン





1月14日 [かたち]

近頃は路上に、トンボや蝶の羽、鳥の羽が落ちていると気になる。生きているように路上にある宝石。
花も咲き終わり床に展示されたさまが美しく見える。これも自分が歳を重ねたせいか。image.jpegimage.jpeg
エッシャーの鉛筆画の世界に親しみを覚える。
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紅白のポピーが覗く冬の穴 ムオン







1月6日 [かたち]

松の内という言葉は、目出度い響きだ。
鏡餅は、とぐろを巻いた蛇の姿だという。〆縄もまぐわう蛇の姿とか。
五穀豊穣、生命力の神秘を求め、自然界の脅威に人は柔順だった。
そんな名残が色濃い正月も間もなく終わる。
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我が家の玄関先に、山から古木の梅の枝をいただいてきた。道すがら笹の枝に、松ぼっくりのついた黒松の枝と三点セットで、搾菜の甕に投げ入れた。野生の彼らは今朝も、仄かな香りと、逞しさで春を告げていてくれる。

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十二月二十六日 [かたち]

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市場で買った、神のかたち。カリフラワーの中のカリフラワーの奥のカリフラワーのその又奥のカリフラワー。神の造形。美しい緑


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