八月二十三日 [人]
八月二十一日
奥州平泉の中尊寺に行ってきました。参道にて、出会った青年。すれ違い思わず振り返ってシャッターを切りました。その容姿が其処の場の雰囲気似合いすぎていたからです。
武蔵坊弁慶のような、又は主君源義経その人の生まれ変わりのようなきりりとした気配が、彼の周りに漂っていました。白いタックトップと腰に巻きつけた小紋柄のシャツが見事にな佇まいを感じさせたのです。花道を歩くように去っていった彼の姿が今でも印象的に脳裏にあります。
旅での一瞬の光景、いいものです。
明治22年から42年に渡る20年間、湘南大磯町協議日取調書の記載に、「風祭り」とあり、高麗山地区の行事として、農作物の豊穣と加護を求める幻の行事があったようだ。祭日は8月23日。祭りの片鱗とか古老は知らないだろうか、風の祭り、良き響きだ。神奈川県小田原の箱根登山鉄道駅名に「風祭」という名の駅がある。かざまつり と呼ぶ。
鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 与謝蕪村
風祭六根清浄天に地に 五十野無音
呪う人は好きな人なり紅芙蓉 長谷川かな女
2015-08-23 13:49
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