アースダイバー

中沢新一著の「アースダイバー」は愛読書の一つです。
２０１０年１１月２０日午前９：００
東京は山手線神田駅に降りた。秋葉原方面に向かい歩き始める。はるか昔須田町交差点から新宿へ都電に乗ったことを思いだす。高架下のリベットがそんな時代を思いださせたのだろうか。
「アースダイバー」にかかれたこの周辺の事を思いだそうと地形を想い浮かべる。

２０１０年１１月２０日午前９：０７
中央線の高架下を秋葉原方面に向う。朝の時間は明治２２年開業の高架を支える煉瓦の時間で止まっている。煉瓦色の朝日と夕陽が何回この鉄道高架下を染めたのか。昨夜遅く迄、この国の鉄道の歴史の最初のエピソードに関する英国人の娘、メンデルソン嬢の伝記を読んでいた。
彼女の父親ダンカングレー氏は、新橋横浜間のお召し列車の運転士だっという。日本最初の正式な交際結婚を信州は伊那の豪農の娘と結婚したという。そんな話を思いだしながら歩く。

２０１０年１１月２０日午前９：１５
中央線の列車車両が新宿方面へむけて走る。遥か伊那まで線路は続く。

２０１０年１１月２０日午前９：２１

２０１０年１１月２０日午前９：２８
どこか外来種の様な植物　種がコボレ根性を見せて咲くと想うのは人間のかってというように立っている

２０１０年１１月２０日午前９：３１
旧万世橋駅の全容

２０１０年１１月２０日午前９：３２
東京も大阪も川の街だった時代がある　そして水上の道を想い

２０１０年１１月２０日午前９：３４
ブルックリンの橋は見たことないのだが何故か上を見上げて　

２０１０年１１月２０日午前９：３６

２０１０年１１月２０日午前１０：１７
立ち続ければいいのだろうか　このピンク夢に出てきそうな　吟行が始まっていた時間
秋葉原を詠む　視る　撮る　描く　書く　つづく

コメント 5

アースダイバーはＳＦ物ですか？中沢新一氏の著書も読んだことがないので、一度読んでみたいと思います。
by オカジュン７６５ (2010-11-21 07:47) 

江戸時代を舞台にした小説を読むと、交通の主は船だったことがわかります。
いまは埋め立てられて、頭の上を車ですね＾＾。
by 斗夢 (2010-11-21 08:31) 

アースダイバー…とても興味をそそられる題名です！
是非読んで見たいと思います。
万世橋駅と、御茶ノ水駅の間に昔もう一つ駅のあった時代があって、その遺構がわずかながら残っていますね
by 駅員3 (2010-11-21 11:58) 

ご無沙汰しています
コメントありがとうございました！
少し前に記念館を訪ね、新しい館長さんとお話できました
時間がなく、鯛先生には会えませんでしたが、鯛先生もお元気とのこと・・・
ありがとうございました！

by miki-y (2010-11-24 08:06) 

五百枚の写真を撮った日の事ですね。
私も今記事にしている「飯山」での寺巡りでは、二時間に満たない時間で二百枚ほどは写真を撮ったでしょうか。
正直に言えば歩くことの楽しみは希薄で、写真を撮ることに一生懸命で、SILENTさんのように吟行する心のゆとりは全くありませんでした。
多少ここの土地勘があるので写真に撮影時間が付されると歩く速度まで感じることが出来ます。
by 寂光 (2010-12-09 20:47)