1948

1948年２月にエリザベスサンダースホームは東海道線大磯駅前の、旧岩崎弥之助別荘跡でスタートしたという。今から６３年の昔だ。2012年の１０月現在駅前のホームの入り口に、澤田美喜さんの銅のレリーフが出迎えてくれる。

碑文を囲む石には高麗石という百年前に別荘が造られた頃、この別荘のまわりを囲む石垣につかわれた石が使われているという。

別荘当時は陽和洞と呼ばれた海側の展望が開けた地を結ぶトンネルは、サンダースホーム開園間もなく多くの孤児達や其の母にとって想い出深いトンネルだそうだ。

此の日山頂の「海の見えるホール」での講演会に向かった。ロング坂という緩やかな坂道を上る。

学校の窓から紅いカンナの花が、教室を覗き込むようにして咲いていた。

坂の途中からは、箱根の金時山も見える。

相模灘も光っている小田原方面

別荘があった山頂からは富士がよく見えてというが今は木が生い茂り富士は雲の中であった。かわりに箱根の山を望む。

真下にはホームのグランドやテントが見える。秋の運動会の準備なのか
。

駅前から１分で森のような世界が広がり、いつも驚く程静かでもある世界。ホームが出来た頃は木も若く太陽の陽がさんさんと注いでいたのではないだろうか。

山の上に教室が新しく出来ていた。ガラス張りの教室は樹々に包まれ緑洸を発していた。

コメント 2

こんにちは、駅員3さんのblogから尋ねてきました。
もしかしたら同じ大磯在住の方なのかな・・・・自分は大磯でも二宮寄り＾＾；です。
今後とも宜しくお願い致します。
by kinkin (2012-10-09 15:36) 

講演を聞きにいけなくて、残念でした。
by 駅員3 (2012-10-09 18:53)