2013

先日箱根の大湧谷に出かけた。黒卵を買い、強風の中富士山を見て帰って来た。海抜が高いので雪も谷に残っていた。

強風はこの町に戻ってきても吹いていた。左義長の火祭りの前に１２日になると下町には道祖神の御仮屋ができ、オンベタケが風になびいていた。
吹き流しの流れる様と、風の音が凄まじい時代の流れの音の様にも聞こえてきた。
御仮屋の道祖神に手を合わせる人びとの姿が、見かけられる。

ミチキリという集落の境界を別ける、注連縄の中心には矢の先に、サイコロを表わす形が下がる。賽子は漁師の舟の舟魂様にも納められたという。
１２日と13日の晩は七箇所の御仮屋を廻る、ナナトコメグリと呼ばれる行いがある。

静かな下町の夕方の光景
七つの集落に陽が落ちていく

団子を飾る家の中は温かい

オカリコの唄
オカリコ　メデテ　オイエは　ご繁盛
ご繁盛　ご繁盛
オカリコ　メデテ
福の神が舞い込んだ
オカリコ　メデテ
御家は　ごはんじょ

御仮屋に道祖神さんを祀り　集落を１２と１３日の晩に廻る子供たちが
唱う　囃子唄　オカリッコメデテ


下町の理髪店に貼られていた写真
明日は団子焼き
左義長の宵宮の日に

コメント 2

町の皆さん、道祖神に詣でて、左義長で無病息災を願う・・・すばらしい伝統ですね。
by 駅員3 (2013-01-13 17:36) 

明日は左義長の日ですね、浜に向かいます。
by kinkin (2013-01-13 18:48)