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大磯宿場 [祭]

大磯宿場祭りが、十一月十日日曜日に旧東海道の山王町松並木で行われた。江戸から品川、川崎、神奈川、程が谷、戸塚、藤沢、平塚、大磯と八番目の宿場町。江戸から来て大磯宿の入り口辺りで祭りは開かれた。旧東海道に或る商店街の方達の有志で祭りは始まったという。今年で何回目のなるのだろうかは判らないが盛況だ。今はこの旧道より南を走る国道一号線(東海道)と旧道は平行にあり、海辺には西湘バイパスがある。祭りの会場近くで、三味線の音色が風に乗り流れてきた。
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江戸の時代にもこのような原色の人々は居たのだろうか。
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化学染料とデジカメで再現された世界は、当時の人から見たら驚愕の世界だろう。天然の染料で染められた色は自然に馴染んでいただろうと想像する。原色の町に再現された原色の江戸の世界。
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モノクロームの江戸は何故か安らぐ。修験者の出で立ちの大道芸の方か。
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江戸の緋毛氈は何で緋の色を染めたのだろうか。素材もアクリルでなく綿素材だったのだろうか。それとも毛布かなと考えた。毛氈と言えばやはり毛織りであったのか。
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江戸には松が似合う、それも黒松。街道には縄も似合う、それも藁縄。
赤も朱も、緑に映える。
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祭りには屋台、これも似合う。
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秋には紅い実も似合う
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祭りで買った一袋百円の柚子 秋は黄金色の季節でもある
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祭りのフリマで、一匹十円のラッコを買った。しめて五十円の海獺の箸置き也。
自然な体勢のラッコ君なので、箸も転がりにくいだろう。とぼけた猟虎で秋も暮れ行く。


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cafelamama

緋毛氈という言葉を聞くと、山城新吾と川谷拓三が出演した「日清どん兵衛」というCMを思い出します。
助手時代の僕の仕事は、その緋毛氈のしわを伸ばし、背景の柳の向きを整えることでした。
スタジオの白いホリゾントに真っ赤な毛氈の縁台、奥に緑の柳。
それだけで江戸の下町の風情がでてきました。
by cafelamama (2013-11-13 08:03) 

sig

松並木を背景にした大磯宿場まつり・・・旧東海道沿いでしょうか、すてきな展望だったでしょうね。この和装は貸衣装かもしれませんね。茶屋の娘なのか、武家の奥方なのか、時代考証も必要そうですね。笑
by sig (2013-11-13 14:54) 

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