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三月四日 [人]

昭和18年鰤大漁で一万尾、大漁で沖に大漁旗が一本翻る。
相場一貫400〜450円。
平成27年の今日、朝から雨上がりで春のような気温に。四月中旬の気温まで上昇と予報。10時半現在11度の室温、潮の香りがしてくる南風の微風か。
三月四日.jpg
昨日の山極寿一さんの話に、『ダンバー数』なるものが出てきた。人間が約60万年前には、その脳の大きさが1400ccから1600ccに達していて、その脳に適した人間の集団規模の総数が百五十人くらいという。
その百五十人の数をダンバー・ナンバーと呼ぶそうだ。
英国の人類学者ダンバー氏の説から名付けられたという。
人間が現在の世界でも、つながりを保てるのが150人までという説で、信頼と責任をもって接する人たち、過去に個人的な関係を持ったことのある人たちの総数という。その内容にもよるのだが、このダンバー数にフェイスブックで2000人の友人知り合いにコンタクトのメールを送りダンバー数への挑戦をした記事を読んだ。結果は最大でも200人が繋がる関係を認める結果だったという。

エクセルで家族、親戚、田舎の人々、友人、学校時代の知人、恩師、会社の同僚、仕事の関係者、旅先で世話になった人、ネットで親密になった人々を項目別に羅列してみようかと思い立った。顔を思い出せず、その方の名前も浮かばない人たちはダンバー数から外れるのか。新たの出会いであった人は、過去の人と入れ替わっていくのか興味がある。
著者は現代の狩猟民でも、幾つかの家族が集まったバンドという総数が150前後であり、年賀状の思い出す総数も約150人くらいという。

複雑化する社会と自然界への対応の中で、人間関係の共同体の数が150という数字は興味がある世界である。爆発的な情報の海に人間はどのように変化していくのだろうか。
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