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七月二十八日 [光]

先日箱根に一泊した部屋の窓から、緑の濃い蔦か羊歯系の植物が朝日に染まっていた。
ガラスに映った行灯と、蔦の緑をカメラで狙った。マグリットの絵画の世界のように、画面の中に朝と夜の時間が写されたような気がした。今も高速で回転する地球という星の表側と裏側は昼と夜の対比。

平成27年の今日午前8時の室温、気温30度湿度93パーセント。空気を掴んで絞れば水が滴り落ちるような蒸し暑い世界。

暑中お見舞い申し上げます 
山の気温は下界より5度低い快適空間でした
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8月が近ずくと戦争関連の記事やニュースが目につく。特に今年は憲法や戦争法案をめぐり国が動いている。
 
高校生に向けて開かれた講義をまとめた『それども、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子著
朝日出版社刊を読みはじめた。非常にわかりやすい目から鱗の何枚も落ちる思いがする。

昨日、『1945←2015』若者から若者への手紙 ころから編集部刊が届いた。
今を生きる2015年の20代の若者から、20代を1945年戦争時代に過ごした若者に当てられた手紙のやりとり、戦後70年から100年後への未来のために読まれるべき一冊。

『GHQと戦った女 澤田美喜』青木富貴子著 戦後とは何だったのか、人々の発言でよくわかる。戦後は今や、戦前の時代に入ったのかもしれない。人間とは何か深く浅く愛おしい。

自省を込めて一句浮かんだ 『戦争をいじくり回す夏が来た』無音

明治40年のこの日、湘南大磯の坂田山の滝開き、避暑客の散策地にと高さ四丈の滝と噴水を作り解放。滝は12メートルで急斜面に人工的に作られたものだろうか。


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