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八月五日 [花]

特集戦後70年「終わらない戦後」という雑誌を見た
『歴史修正主義』はなぜ生まれたか とタイトルにある。数年前から歴史というものは修正できるものなんだと、不思議に思っていた。歴史のどの部分を修正し、どの部分を肯定するのか。今までの歴史の何を否定し、何を修正し何を目指すのか。
修正を求める人々は、ずいぶん昔から修正を求めてきたのか。求める人の精神を継承し次の世代が修正を加速しているのか。何か不思議になる。時代錯誤の気がする。しかし現実は修正主義を支持する人々がこの国で増えているという。
何か不気味だ。世界でも歴史修正主義の人々は増えているという。修正主義とは何か国ごとに違うだろう。しかし何者かを仮想の敵として国家でその敵に立ち向かうという姿が浮かぶ。
あくまでテロリストや個人と国家という構図ではない。現代の国家とは何者か。
隣国を観よ、太平洋の大国米国を観よ、その他の国々を観よといっても何かパワーの戦いしか思いうかばない。経済戦争、科学戦争、情報戦争、果てしなき戦い。人間の野生での証明なのか。弱肉強食の原理。それが全てか。

反知性主義とは、これまた何なのか。自分のなかの知性主義的行動のウエイト、反知性主義的行動のウエイトを考えて見る。以外と反知性的な行動のが多いのに気づく。
「南京」を取り上げない教科書が生まれ、検定を通ったという。この教科書で教える先生は、こっそり、その先生が信じる南京の事実を、生徒たちに教えるのだろうか。それとも。
「南京」を取り上げた教科書を教える先生の教え方にも影響が出るのだろうか。
そうだ、歴史が修正可能なら、これからの新しい歴史も良い方に修正される可能性は、多いに芽生えてくる。真の平和という世界を守る戦いの芽を植えようと思う。数え切れないほどの70年の事実の重みを自分の頭で想像し考えよう。何者かの作り出す不気味な強い流れに巻き込まれないように、すでに巻き込まれてオノレを失っているかもしれないのだが。


カンナの赤と、夏空の強烈なコントラスト ただただ夏

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大正14年8月5日 湘南大磯警察署の野犬買い上げ一頭70銭、生後6か月以上は30銭。5日から10日までの5日間。子犬が高い買い上げ料なのは何故か。子犬は転売でもされたのだろうか。
平成27年8月5日関東地方6日連続の猛暑。
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