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八月十日 [色]

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原色の夏。
写真家藤原新也さんの色を思い出したて。夏の重さが濃厚な深い色を生み出し、闇も深まる。昨日の夕方にはカナカナカナカナカナカナカナカナと、ヒグラシの雨。絹糸のような雨の襲撃に心も緩んだ。今朝は秋の気配の風と、クマンゼミの夏を惜しむ讃歌の嵐。
ミンミン蝉も遠くで合唱。

昭和四年大磯照ヶ崎海水浴場で、温浴場の施設。お風呂に入れるところか。日焼けした身体でお風呂に入る、あの瞬間の刺激が甦る。我慢して夏の海から銭湯へ。
納涼活動写真の上映も。スクリーンの裏側からも映画が観れて子供の頃は其れが得した気分で、うれしかった。
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コメント 4

寂光

実は、藤原新也氏の写真や文章に影響を受けて、
今日まで写真を撮り続けています。
写した写真は全く違いますが。
by 寂光 (2015-08-10 19:07) 

SILENT

寂光さま
藤原新也さんはアジアの紀行文が好きですね。
文章が哲学的で、底知れぬ透明感が大好きです。写真家の眼と考えることに何か興味を惹かれます。視ることとは恐ろしい世界ですが、看ることでコミニュケーションが生まれる世界の窓でもあると信じています。ネットで『新也トーク』はいつもチェックしています。多極的な視点の一つとして。
by SILENT (2015-08-11 09:53) 

寂光

多極的な視点の一つですよね。
傾倒していても、
自分を失うことなく接する、
素人であっても自己を持ちたいと思います。
by 寂光 (2015-08-11 21:53) 

SILENT

寂光さま
とても素人には見えないポリシーで撮られている
寂光さんの写真に思えます
by SILENT (2015-08-14 12:06) 

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