3月３日

今日は雛の節句。川瀬敏郎さんの一日一花の写真集、今日は男雛と女雛の椿。



ローマ時代の古代ガラスの碗に、紅子雀という椿の花と実が並ぶ。



我が家の周辺位転がるものを、雛達に見立てて並べてみました。以下『見立て』の雛たちです。
百均で求めたガラスの文鎮は男雛と女雛を、球と角錐で並びます。



古い道具の木の部品は男雛と女雛の形を連想



ボルトとナットならぬ鉄錆のカップルも存在感が



フランスの古い陶器のビー玉二つ



マラカス好きの彼女と　温泉好きの檜の彼



建築現場の男雛と女雛は休憩中



青リンゴと赤りんご　最近は同性の雛達も　男雛と男雛　または　女雛と女雛




多様性の世界を、認め合い、強制しない社会が一歩前進することを願って



　　　　





　　　　　　　　大都会男雛女雛のすれ違う　　　　ムオン

コメント 2

いろんな組み合わせ、面白いですね。
鉄錆のカップル、とか、建築現場とかいいですね。
by スミッチ (2016-03-03 22:18) 

見立ての世界を可視化して再構築、なかなかユニークな、寫眞のもう一つの原点に思えます。遊び心というのでしょうか。私は、「マラカス好きの彼女と　温泉好きの檜の彼」が見ていて好きです。同性愛にはもう興味は失ったので、リンゴちゃんはちょっとパスです。しかしこのリンゴを見て思いだしたのは、ショーン・コネリーとオードリー・ヘップバーンが出演した映画『ロビンとマリアン』です。老いたロビン・フッドがふたたび正義のために戦うのですが、最後は悪代官に追い詰められて、二人で逃げ込んだ建物から矢を放ち、その放物線を追うと象徴的なリンゴが姿を現すラストシーン、それを思い出しました。朽ちた二つのリンゴでした。楽しくも哀しい、カップルの最後でしたが、優しい終わり方でした。

by tommy88 (2016-03-04 05:37)