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汐湯孝 [物語]

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昨日の大磯温泉開業に続いて汐湯を考えた。
伊勢の二見浦に、あさひ湯に銭湯があると云う。以下そこからの引用です。
当舘は、その昔、大正天皇も御出でになられた二見浦の海水を毎日運搬し沸かす「海水醫療鑛泉」です。露天風呂にて、夏の夜空を眺めながら「海水温浴風呂」をお楽しみ下さい。
(温かい海水はベタつきません。違いを実感してみて下さい)

二見浦は日本初の海水浴場
内務省衛生局長だった長與専斎は「二見浦は海水浴場に最適な地」として、初めて認定。当時の海水浴は病気の治癒や清めが目的で、夫婦岩周辺で行う「冷浴」と浜にある浴槽に海水を入れて入る「温浴所(海水風呂)」がありました。その様子は、明治時代に描かれた錦絵にも描かれています。

以上から 汐湯 と海水につかる 冷浴 が見えてくる。禊として海に入るのも重要な意味があるのでしょう。汐とはヒルシオとも呼び夕方の潮、潮はアサシオとも呼び朝の潮、字の通りなのですが初めて知りました。汐は夜とも同じ仲間の字。成る程です。このあさひ湯のご先祖
江戸開闢の二年後天正年間江戸に初めて銭湯も営業開始しているんだそうです。
二見浦は西行法師が一時いた場所、西行ゆかりの我が町 大磯とも縁がありそうです。長與専斎は鎌倉の海水浴場の開祖でもある人。
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子供の頃 東京湾の馬堀海岸に海水浴に出かけ高台の海の家で木の浴槽の風呂に入った記憶が甦った。日焼けした皮膚にひりひりと湯船に静かに沈んだ事迄も。
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汐湯は川崎でも100年以上前から創業を始めた銭湯、汐湯旅館があった。九州唐津では虹ノ松原の汐湯の宿、130年前から営業。銭湯の歴史明治にタイムスリップ出来れば面白そう。
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コメント 4

ナカムラ

空は同じ景色が二度とないから写真を撮りつづけたいといったカメラマンがいましたが、本当にさまざまな表情をみせますね。
by ナカムラ (2009-07-02 13:00) 

SIBA

元気になって戻ってきました!
また、よろしくお願いします♪(^^)/

本日は、復帰のご挨拶だけですみません。
by SIBA (2009-07-02 15:23) 

SILENT

空も海も変貌は激しいのでしょうが
雲は確かに変化に富んで飽きないですね
ターナーの空が好きです。
by SILENT (2009-07-02 21:35) 

SILENT

SIBAさん
復帰おめでとうございます
300回記載も感無量でしょうね
本当によかったですね
by SILENT (2009-07-02 21:38) 

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