昭和21年8月15日 [写真]
昭和21年8月15日神奈川県大磯町の東海道に面した神社の前付近で撮られた写真。撮影者はアメリカ人、敗戦後丸一年のその日も暑かったようだ。ジープに群がる子供達、当時10歳として今は70代後半の年齢。カーキ色の着衣は時代の色か。下は現在の神社付近。
一昨日夏祭りが終わった。昭和21年65年前の下町の夏祭りの写真上と同じ撮影者のようだ。女性の着物を羽織り白顔の若者の出で立ちが何故かヤマトタケルの姿を連想させる。遊郭で着物をもらって来て羽織るのが粋だという話も聞いた事があるが。当時この町にも化粧町と言う名の地域があった。
同現在の下町付近の光景
掲載の雑誌から この雑誌自身今から25年前のものなのだ。撮影者のプロフィールも。
戦後間もなくの東京新橋にて
2009-07-21 09:33
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コメント(7)
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一番上の子供達とジープの写真
手前に斜めに竹竿が映っているのが気になり
考えました。8月15日の終戦記念日、半旗の日の丸が下がっていたのかも知れないと思いました。多くの命の代償で迎えた日なのですね。
by SILENT (2009-07-21 09:45)
8.15……決して忘れません!
by 漢 (2009-07-21 11:28)
敗戦当時、進駐軍のジープに群がったのは小学生、70歳代前半です。私は敗戦時、中学校一年でしたが、昨日までの鬼畜米英には近づけませんでした。日本人のプライドもありました。
by SilverMac (2009-07-21 12:27)
私はなぜかWillys MBよりも、子供達の表情と、服装に目を奪われました。
実際、経験したことの無い世代なのですが、既視感があるのは何故なのでしょう。
なんか鼻をたらしながらこの少年達と一緒に遊んだような思いに駆られます。
新橋の写真は左上にホームが写っていて、その下には、レンガ造りの高架線のアーチが見えています。
写真の感じから午前の時間帯とは考えづらく、光線のさし方からすると、新橋駅西側の現在ニュー新橋ビルの建っているあたりなのでしょうね。
ニュー新橋ビルが出来るときは、ここら辺て開業していたお店やさんが、入居したそうです。
by 駅員3 (2009-07-21 13:15)
漢さん
毎年 忘れようにも忘れられない8.15.
重い大切な一日なのでしょうね
by SILENT (2009-07-22 11:58)
SiverMacさん
戦後生まれも今や63歳
終戦時10歳の方は73歳でしたね
終戦時中学の方なら多感な時期
激動の時代を体験された事 敬服いたします。
by SILENT (2009-07-22 12:01)
駅員3さん
子供達は今世界中のどこかで会えるような風情ですね
今の日本には居なくなったけど
デジャビューはそんな処からもくるのかも知れませんね。
私も戦後生まれですが 兄の世代ではこんな子供達が見かけられました。新橋センター街懐かしいです。きっとあの辺りの戦後の光景なんでしょうね。
by SILENT (2009-07-22 12:07)