69年前の左義長 [祭]
数日前インドにおられるSさんからメールを戴いた。インド巡礼中のSさんは文豪島崎藤村の親戚にあたる。メールでは去年の11月『藤村の旅路』という水彩画集を出版された旨が書かれていた。71枚の水彩画は藤村の年齢と同じ数だそうだ。その本の1頁に「大磯の左義長」が描かれていました。町で唯一の書店で購入したのは昨日の事です。
昭和16年1月14日島崎藤村は左義長見物で大磯を訪れたそうだ。今から69年前の冬の日。
毛布をかぶり左義長の火を観て感動した文が、画集の中にあった。
画集の表紙は
画家の名は島崎古巡(本名 博)さん
島崎藤村はこの左義長の見物で大磯が気に入り 昭和18年夏に亡くなる迄大磯に住んだ。
毛布を目深にかぶり海岸を歩いた藤村一向の姿が浮かんで来る。
2011年この日も無事サイトの火は午後7時に点火され、今年の恵方である南南西へサイトは倒された。
2011-01-15 21:21
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コメント(5)
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こういう発見があることは楽しいことですね
by COLE (2011-01-15 21:37)
先日、左義長の記事がでていました。まだ残っているようです。
by Silvermac (2011-01-16 05:45)
こういった行事はいつまで続くのでしょう。
クリスマスやバレンタインデーのように商業が煽るものは年々盛んになるようですが(>_<) 。
by 斗夢 (2011-01-16 06:15)
藤村が絵を描いてらっしゃったのは知りませんでした。
表紙の絵も藤村の作品なのでしょうか?
素晴らしい画才ですね。
by 駅員3 (2011-01-16 08:59)
こちらの田舎では、各部落で一つづつみたいです。
こんなにたくさんは見たことがないです。
by 海を渡る (2011-01-16 10:29)