1974 [かたち]
1974年製の三菱扇風機、今も我が家では現役です。当時1920年代の扇風機を復刻したということで、モデルとしては約百年前の扇風機のかたちが、38年間風を送ってくれていることになります。扇風機の付け根のコード部分痛みが生じていますが。扇風機の重量感といい貫禄充分です。
ある時代の復刻されたものが最新鋭の機械を積むなんて、これから沢山出てくる要な気がしてきます。東京駅復原という行為も、何か時代の動きを感じます。人は百年間でどれだけ進化したのでしょうか。
我が家で活躍中のラジオはネットで買った、SONYのICF-S28Vというモデルです。1000円で2010年に買ったこのラディオは、1987年発売 定価6,400円だったそうです。文字盤がデザイン的に大好きなもので愛用しています。中味に最新鋭のネットラジオを組み込んだらもっと楽しそうです。古いものが新しい命を吹き込まれる事を楽しめたらいい時代なのでしょう。昔「第三の革命」という本でショックを受けました。今は情報の時代も成熟し、次の時代へと邁進しています。だからこそ『モノ』の力も大事な時代なのでしょう。
時々本棚から取り出す古本が、市場価格3万円とあったのは驚きました。ブックオフではタダでも持っていってくれないのに、ある市場ではこの価格。驚きの時代です。といっても昔も同じような事はあったのでしょうが。
遅かった彼岸花の開花今見頃となったけど、十月ですね。
熱さが三十度を超える日もまだまだありそうな今年。
曼珠沙華簪折れし峠行く SILENT
2012-10-02 08:29
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コメント(4)
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懐かしい形の扇風機ですが、コートだけは要注意ですね。
by Silvermac (2012-10-02 14:15)
古いものの良さを残して、今風に使うのも乙なものですね!
by 駅員3 (2012-10-02 14:17)
Silvermacさま
コードの痛んだ部分からの発火、発熱、特に古いコードでは取替え等して点検用注意ですね。
駅員3さま
人間も古くなって来ると、余計古いものに囲まれたくなるようです。
by SILENT (2012-10-02 19:16)
東京駅は目の当たりにすると本当に堂々とした佇まいで惚れ惚れします。周囲のビルに比べると小さいんですけどね。あの質量感は古いものに共通してる気がします。
by MINIPOLO (2012-10-02 22:58)