性空上人 [旅]
先日の関西方面の旅で姫路の駅に降りた。姫路郊外に書写山という場所があり、円教寺という古刹があるとの事で出かけた。山の麓のロープウエイの乗り場で一枚のポスターを見た。何処かで見た様なと思ったのだが、家に帰ってくる迄、そのポスターの謎が解けなかった。
数日後家に帰り、ふとしたきっかけで、写真家十文字美信さんのブログを見て思いだした。そうあの性空上人の像を撮影したのは十文字さんだったと気がついた。
謎が解けた。それにしてもこの寺だったとは後日に知って後の祭り。以下十文字さんのブログから
http://jumonjibishin.com/ja/2013/03/31/性空上人の頭部/
千年の時を隔て、そこにある気配が凄まじい。静かな静かな叫びの様な佇まいのお姿。
何気に尋ねた寺が、この御仏の寺だったとは。姫路の地は、平清盛の時代、神戸福原も栄え、西行法師もいた事を思い出す。
はるかに瀬戸内や、淡路島、神戸方面も遠望出来るロープウエイからの景色。すれ違った下りのロープウエイは乗客ゼロ。眼下には山陽高速中央道も見えている。
西の叡山と呼ばれたという千年の歴史を刻む境内は広大。
映画ラストサムライのロケ地としても有名になったという。
確かに広い、古い、懐かしい、空気。
苔や豆蔦、黴達の世界。
悠久の道
日が恋しくなる裸電球ひとつ
夜が近づくので下山する
木漏れ日の道
翌日ロープウエイ終点附近のレストランで納涼ビアーガーデンが開催され、俗と聖の接点がもっと近づいたようだ。前日の山は無人の世界。厳かに畏まりながら境内を廻った。
天空の修行の僧の夏を見おろし SILENT
数日後家に帰り、ふとしたきっかけで、写真家十文字美信さんのブログを見て思いだした。そうあの性空上人の像を撮影したのは十文字さんだったと気がついた。
謎が解けた。それにしてもこの寺だったとは後日に知って後の祭り。以下十文字さんのブログから
http://jumonjibishin.com/ja/2013/03/31/性空上人の頭部/
千年の時を隔て、そこにある気配が凄まじい。静かな静かな叫びの様な佇まいのお姿。
何気に尋ねた寺が、この御仏の寺だったとは。姫路の地は、平清盛の時代、神戸福原も栄え、西行法師もいた事を思い出す。
はるかに瀬戸内や、淡路島、神戸方面も遠望出来るロープウエイからの景色。すれ違った下りのロープウエイは乗客ゼロ。眼下には山陽高速中央道も見えている。
西の叡山と呼ばれたという千年の歴史を刻む境内は広大。
映画ラストサムライのロケ地としても有名になったという。
確かに広い、古い、懐かしい、空気。
苔や豆蔦、黴達の世界。
悠久の道
日が恋しくなる裸電球ひとつ
夜が近づくので下山する
木漏れ日の道
翌日ロープウエイ終点附近のレストランで納涼ビアーガーデンが開催され、俗と聖の接点がもっと近づいたようだ。前日の山は無人の世界。厳かに畏まりながら境内を廻った。
天空の修行の僧の夏を見おろし SILENT
2013-09-05 12:54
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コメント(3)
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西洋彫刻と比べても
引けを取らないすばらしい像の
何とも言えない表情が
捉えられていますね。
by そらへい (2013-09-05 20:05)
性空上人、いい写真ですね。写真家は光線を選ぶのがうまいから。
写真を見て感動して実物と対面すると、なんだかどんよりしていることってありますね。
by tree2 (2013-09-07 20:56)
わざわざジャム記事にご訪問、ありがとうございました。
このジャムの作り方はあくまでも我流で、「ミキサーを使えば」というコメントを頂き、なるほどと思った次第です。何しろ普段やらないことを思いつきでやるものですから、つまり訓練されていないから、肝心なところに頭が回らないのでしょうね。笑
いつもながら、記事内容の濃さと写真のすばらしさ、バランスを考えた全体構成に教えられております。
by sig (2013-09-11 08:42)