三月十六日 [写真]
30年以上前にNikonのレフレックス望遠レンズを求めた。重さは約500グラム、反射型鏡面レンズで手持ち撮影ができるタイプ。手入れもせずに放置していて鏡の面はカビだらけ、最近デジカメにもつけられる時代なのでNikon1V1ボディにつけて撮影してみた。NikonのテレプラスX2をつけて1000mmX2X2.6の合計2600mmの超望遠レンズ。手持ちは無理なのだがそれを承知でシャッタースピード1/250で撮影。画面いっぱいの花の蕊。
「蕊」しべという漢字がすごい。花弁が離れて蕊のみとなった世界が見事に描かれている。漢字は最高の芸術品だ。
はなびらのさりゆくあとや蕊の神
昭和18年鰤大漁5000尾、この年文豪島崎藤村も相模灘の鰤を食していただろう。この年の1月14日大磯海岸で(左義長)どんど焼きを見た藤村はこの街に住まうことを決めていたから。
「蕊」しべという漢字がすごい。花弁が離れて蕊のみとなった世界が見事に描かれている。漢字は最高の芸術品だ。
はなびらのさりゆくあとや蕊の神
昭和18年鰤大漁5000尾、この年文豪島崎藤村も相模灘の鰤を食していただろう。この年の1月14日大磯海岸で(左義長)どんど焼きを見た藤村はこの街に住まうことを決めていたから。
2015-03-16 14:07
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