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四月十七日 [かたち]

テレビの朝の話題で『部分撮り』只今若者中心に流行中とあった。
ここ数年では、自撮り棒なるものをスマホにつけて自分や仲間と一緒に記念撮影をする光景を、
外国人観光客を含めよく見かける。その延長線で自分の足元や、指先の一部、体の一部などを撮ってスマホでネットにアップするらしい。部分撮りでは、自分の自慢できる体の一部を載せられ、おまけに誰かも特定できないからと解説があった。そんなニュースで、むのたけじさんの、書かれた「象はむかしの日本人には、想像の動物で誰も実物の全体像がわからず、部分の噂で、様々な人が全体像を想像した。その全体像はわからないものに対し、あれこれ部分の積み重ねを思考錯誤して近ずくのが良い」というようなことを言っていた。今世界は情報過多で全体の今の姿が刻々と変化して掴みにくい。そんな時代だからこそ部分から全体像を描き出す努力が必要なのかと感じた。

画像の樹木の全体像の高さは、この画像からわかりますか。その根は大地にどれくらい広がっているのかも。人は全体をわかっているようでわかっていないことが多いことも。
四月十七日.jpg
ハクモクレンの花も見に変化している最近です。
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