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四月二十日 [音]

食べてしまいたいほどの新緑の柔らかな緑。毎年木の芽を摘んで、半日ほど笊の上で陰干しし、フライパンで乾煎りし、醤油を少し加えて、木の芽の佃煮をつくる。鎌倉の作家に真似て毎年白い炊き立てご飯の上に飾り、香りを楽しんでいる。昨日山の方から掘りたての筍をいただいた。
筍ご飯の上の木の芽もよく似合う。竹林と山椒の木がともに自然にそこにある季節と豊かさに感謝。盆栽の紅葉も柔らかな芽を吹き、葉を広げた。幼いものが若く一瞬に成長していく姿は、生き物全てに共通だ。固まり枯れ始めた我が指の枝で、キーボードを叩く。若さとは柔らかきこと、老いとは固まることと頭が言う。否身体が軋みをあげて言っているのかもしれない。
四月二十日.jpg
明治42年 大磯の梅林計画、八俵山下の新池と、揚谷寺山。
大磯丘陵の麓には池が昔多かった。豊富な水脈の龍が今も生きているのだろう。小川にも雨が降って数週間まで地下水が躍りでる様を見かける。

明治24年 県や市などの出勤退出時間改め、朝8時出、3時退出とする。サマータイムの実施が百年前にも実施されたのか。

昭和16年 鮪100余尾。鮫11尾の大漁。鮪はどれだけの大きさだったのか。

平成27年4月20日 湘南地方、曇り午後より雨 八重桜、藤、山吹の花満開。

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