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五月十日 [アート]

静岡県三島にあるクレマチスの丘に行ってきた。見事に咲き始めたクレマチスは250種類もある中から限定され栽培されているという。そんな庭園と美術館のある散策で、ドイツの作家による美しい作品を見た。タンポポの羽毛の種や、馬の毛を使った繊細な作品、草の実を乾燥させ繊細なその茎と種子を構成した作品。はっとして写真を撮っても良いということなので静かに床の上から撮らせていただいた。大きな神殿の柱の構造物のように近くで見ると思えてくるから、自然とは凄い構造なのだと驚く。作者は自然の一部を祈るような仕事で再構成しているのだろうか。
花粉の黄いろい部分だけを白い床に一面に展開して広げる作家もいた。微風が微かな曲を演じるように作品は動いていた。数時間前箱根の大涌谷の地球の鼓動を聞きながら山越えしてきた駿河湾を見下ろす富士の麓に美術館はあった。
IMGP6960.jpg

明治34年小田原に滞在の皇太子殿下(大正天皇)は、国府津駅より自転車で湘南大磯にある滄浪閣まで御訪遊された。
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コメント 2

エア

5.7の画像、重厚な画像よく見かけるので、一見ライトなんだけど
印象に残る作品(レタッチかと思いました)
各研究所でよく見かけるカラーがあり、色は色彩心理学も影響あるようで・・・
5.8のカラス、日本のカラスは大きいようで
外人驚くらしいです(笑
by エア (2015-05-10 16:43) 

SILENT

色彩研究所ですか。カラーは、カラーチップを使っていましたが光の青は透明感がありますね。
by SILENT (2015-05-12 19:00) 

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