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五月十四日 [山]

赤い二枚の羽は紅葉の種子、風に竹とんぼのように大空へ舞い上がり、回転しながら地上の楽園を探すのだろう。風まかせで、誰が操縦するのでもなく。赤い羽はよく目立つ。天空を赤い回転する種子の姿をまだ見たことはない。オスプレーという飛行物体も未だ見たことはない。微かにその飛行する音は聞いたのかもしれないのだが。屋上の屋根にドローンが配達するAmazonからの配達物のポストを考えたこともある最近なのだが。我が家の犬が空を見上げ熊ん蜂が飛行してくると大きな口でキャッチしようと身構える。今朝も空にはアオバトの姿を見ない。数日前の夕方に三羽の飛行するアオバトを見て、山でなくアオバトの声を今年初めて聞いた。山の緑も濃くなり、昨日も30度を超えたが微風と湿度のためか、今朝も清々しい気候だ。
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明治43年(1910)5月14日 伊藤公を祀る。湘南大磯町では伊藤博文公の国葬の際の香典の中から西小磯に贈られた300円を元に、西小磯境外に社壇を設け祀る。神名は伊藤家に交渉の上付す。現在の白岩神社境内の社と顕彰碑がそうか。社の中には伊藤公の銅像が祀られているという。町で大きな造像の計画も立ち上がったが実現はしなかったようだ。実在の人物が神となる東郷神社、乃木神社、明治神宮、太宰府天満宮、神田明神社など、その時代背景と、目的や願いを考える。戰の神は昔から多いが、平和を守る神のが好きだ。平和を願うのは神も仏も。戰の神、本音ではどこか求めている自分。平和を守る戦いは必要だ。
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