五月十九日 [鳥]
アオバトの群れを捉えた。愛宕山の上空を丹沢方面へ帰還の群れ。アオバトの地上からの識別は体が白っぽく羽の裏が濃い色で見分けられるという。家鳩の体は黒く、羽の裏が白いのだそうです。800ミリ換算の望遠レンズで、手振れが出た画像ですが画面いっぱいに飛ぶ姿は感激です。
雨模様の霧が出ているであろう丹沢の山地から、海まで飛行する彼らの姿です。波が高いと岩場で海水吸引する間に飲み込まれ命を落とす鳩も多いのだそうです。命がけの海水吸引、何の為かは、謎だそうです。鳩たちにも判っていないのかもしれません。六月には産卵の時期を迎え、雄雌は森の巣で交代で卵を抱きながら、海までやってくるのだそうです。
人間も命がけで、食事をするという行為の時代があったのかと、ふと思いました。
昭和5年(1930)5月19日照が崎海水浴場への給水計画。大磯小学校校庭に井戸試掘成功、今夏に大井戸を掘削。愛宕山上畜水池へ送水し、照が崎へ給水。
愛宕山は現在のエリザベスサンダースホームのある旧岩崎弥之助別荘敷地内の山。明治時代に山頂にあった愛宕神社は西側に転座されたのだろうか。サンダースホーム敷地内の山稜にレンガの大きな貯水槽の遺構があり、これが照が崎へも給水された畜水池のような気がする。
このことは空からこの山の歴史を見てきたアオバト達の先祖がよく知っているのだろう。
アオバト達が海水を飲みにやってくるのを、人間達が意識した記録は大正時代くらいからのことらしい。それ以前は地元の漁師に人たちも磯でフナムシを食べているのだろう位のことだったという。
雨模様の霧が出ているであろう丹沢の山地から、海まで飛行する彼らの姿です。波が高いと岩場で海水吸引する間に飲み込まれ命を落とす鳩も多いのだそうです。命がけの海水吸引、何の為かは、謎だそうです。鳩たちにも判っていないのかもしれません。六月には産卵の時期を迎え、雄雌は森の巣で交代で卵を抱きながら、海までやってくるのだそうです。
人間も命がけで、食事をするという行為の時代があったのかと、ふと思いました。
昭和5年(1930)5月19日照が崎海水浴場への給水計画。大磯小学校校庭に井戸試掘成功、今夏に大井戸を掘削。愛宕山上畜水池へ送水し、照が崎へ給水。
愛宕山は現在のエリザベスサンダースホームのある旧岩崎弥之助別荘敷地内の山。明治時代に山頂にあった愛宕神社は西側に転座されたのだろうか。サンダースホーム敷地内の山稜にレンガの大きな貯水槽の遺構があり、これが照が崎へも給水された畜水池のような気がする。
このことは空からこの山の歴史を見てきたアオバト達の先祖がよく知っているのだろう。
アオバト達が海水を飲みにやってくるのを、人間達が意識した記録は大正時代くらいからのことらしい。それ以前は地元の漁師に人たちも磯でフナムシを食べているのだろう位のことだったという。
2015-05-19 10:03
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コメント(2)
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こんばんは。
今年もまたアオバトが観られる時期になったのですね。
同じことの繰り返しがうれしいと同時に、その周期がだんだん短くなってきた気がします。
by sig (2015-05-19 20:07)
sig様
確かに一年は早いですね。また今年もと、同じように見えて違う毎日。変わる自分に気がつかず、同じようなこと書いてますね。
by SILENT (2015-05-19 20:45)