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八月二十八日 [雨]

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雨という字に、フロントグラスを流れる雨の雫を見ながらなんと素敵な字だと思う。
雲が立ち込め雨滴が空から落ちてくる。水たまりには雨滴が同心円で広がっていく。
雨だれはショパンの香りとい曲は、誰の曲だった28年お経か。彼女の名は思い出せない。確か?。

確かなのは雨が流れるその時間。流れる時間を止めたのはカメラのレンズか。自分なのか。


昭和6年の今日、湘南照が崎海岸で素人相撲大会。優勝力士は誰だったのか。
昭和28年の今日、西武鉄道が大磯ホテル開業。のちに大磯ロングビーチを経て、大磯プリンスホテルとなる。
昨日ご近所の100歳になるご老人から聞いたお話。彼が小学生の頃東京深川で育ったというが、原っぱが多く夕方になると小石にボロ布を巻きつけ、空高く放り投げたという。小学生の頃の話だというが、昭和の初期の頃の話か。空にあがった小石には蝙蝠が抱きつき地上に落下してきてそれを捕まえるのが面白かったという。

その話で四国地方では、女性の長い髪の毛を小石に結わえて、空に放り上げトンボを捕ったという話を思い出した。最近は我が家付近で蝙蝠や、トンボの姿を見かけなくなった。
飛び交う電磁波や、生態系の変化、環境変化が影響しているのだろうと感じます。
100年ほど前の東京で気温35度以上の日が、50年間の記録で12日しかなかったのが、近年の40年間で142日の10倍になっているという記事を見た。温暖化がビジネスと自然環境へ大きな影響を与える世界。空恐ろしくなる。

知人の建築家の方と話をしていたら、最近の高気密住宅に関しても温暖化からの環境対策が盛り込まれているのではないかという話になった。宇宙船の設計や環境のような住宅の傾向を憂いている自分には、何か火星への移住計画の実験を人類は取り始めているのではと、思うような荒唐無稽の構想が頭をかすめた。

窓を開け自然の換気が贅沢にできないような、都市型環境の時代。
好みではないけども、どうでしょうか。



        秋雨の雫飛び散る五光年       ムオン





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