SSブログ

4月27日 [世界]

単眼の大口径レンズで夕方の庭先を見る。何枚ものレイヤーが画面を切り取るように、カメラのレンズがカミソリの刃のような画面を切り替えていく。竹すだれのレイヤー、網戸のレイヤー、その外の青い網のレイヤー。全てが重なり不思議な世界を浮かばせている。

人の目は絶えず動きこの世界を視つめて、脳に送っていることに驚嘆する。画像はそのままでなく脳で処理されているという不思議な世界。見つめているものは何なのか。それはどう再現されているのか。

R0146931.jpg

  御簾ごしの外にはほのか春の夕   むおん

R0146926.jpg

  網戸に捕まる春の心を睨む    むおん

R0146914.jpg


   ちり取の春の心を連れてくる   むおん


R0146911.jpgR0146912.jpg


    明かりが灯るのは春のきた家 むおん

R0146940.jpg


    手作りの針金引けば春灯り   むおん


R0146939.jpg
nice!(27)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 27

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

4月26日4月28日 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。