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海辺の散歩道 [道]

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この町にきたのは アオバトという 野生の鳩達の群れを見るため
中国は宗の時代 皇帝が描いた 桃鳩図に描かれた 鳩がアオバトだという
緑鳩と書いて アオバトと読むそうだ。5月頃から丹沢の山奥から群れをなして早朝の海辺にやってくる。アジア全域に分布し日本では北海道の小樽でも海岸の磯にあらわれ海水を飲むと言う。何故海水を飲むのかは謎だと言う。緑の羽根の美しい鳥だ。その鳴き声は一度聞いたら忘れられない低い声で鳴く。散歩途中も空を見上げると青い群れが飛翔している姿を見かけることが出来る。緑は黄みがかったオリーブの羽根で嘴は緑青の淡い空色、足元は鷹のような和毛が覆っていて神秘的な姿だ。北宋の皇帝はいつも絵を描いてばかりで国を滅ぼしたと言う。
桃鳩図は足利時代に日本に渡ってきて国宝になっている。
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コメント 12

斗夢

アオバトを手持ちの野鳥図鑑で見てみました。
きれいな鳥ですね。温泉も飲むと書いてありました!
by 斗夢 (2009-06-28 06:00) 

SILENT

斗夢さん
温泉を飲むアオバトも見てみたいですね
大磯では最大500羽のアオバトが海水を飲みに岩礁に降りたった事があるそうです。詳しくは こまたん という探鳥会のHPに書かれています。
by SILENT (2009-06-28 08:50) 

駅員3

またまた路地裏の写真、良い味出してますね!
アオを「緑」と表現するのは、日本人ならではの感性ですよね。
こんな感性をもった文化を誇りに思います(^-^)
by 駅員3 (2009-06-28 09:06) 

moz

とても趣のある風景ですね。
アオバト・・・、どんな鳥なんだろう? 画像、探してみます。
by moz (2009-06-28 10:53) 

SilverMac

路地裏の風景、大好きです。生活感が読み取れます。
by SilverMac (2009-06-28 10:58) 

ナカムラ

海水を小樽では飲むのですね。塩の摂取なのでしょうか。何度か訪れた小樽では出会ったことがないですが、会いたいですね。
by ナカムラ (2009-06-28 12:36) 

アヨアン・イゴカー

徽宗皇帝『桃鳩図』の鳩は、何も考えずに山鳩だと思い込んでいました。柄も色も全く山鳩なんかではありませんね。アオバトなのですね。
by アヨアン・イゴカー (2009-06-28 13:03) 

SILENT

駅員3さん
沖縄では近年迄 あお表紙 なる本があったようです
この本の表紙の色は 黄表紙 に近い あおが黄色を指していたようです 黄色から緑を経て青迄の領域 色の世界は奥が深いですね。

青信号LEDで眩しき鳥よ SILENT
by SILENT (2009-06-28 19:40) 

SILENT

mozさん
今日も午前十時頃アオバトの群れが海岸に向う光景を国道一号線で見かけました。こまたん で検索していただくとアオバトの総てが分かります。こまたんは 高麗探鳥会の愛称です。
by SILENT (2009-06-28 19:44) 

SILENT

ナカムラさん
大磯では照が崎海岸と言う大磯で唯一残された磯の上で見かけられます。小樽も岩場がある磯で見られるのではないでしょうか。
小樽も大磯も山や森が海が近い地形が似ていると思いますが。
小樽は出張で札幌に出かけた時好きになった町です。
by SILENT (2009-06-28 19:48) 

SILENT

アヨアン・イゴカーさん
徽宗皇帝『桃鳩図』は個人像と聞きましたが足利宝物となり明治の井上馨も所蔵したもののようですね。アオバトも詳細はいくつかに分類されるようですが 何故か謎めいた姿が興味をそそります。シーボルトのコレクションにもあるようですね。


by SILENT (2009-06-28 19:52) 

SILENT

SilverMacさん
路地は人間サイズの道ですね
海路や空路にも興味はありますが
ぬくもりを感じる路地が好きです
by SILENT (2009-06-29 08:03) 

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