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神像 [物語]

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2006年の春、今から4年前に横浜で開かれた『神々と出会う』神奈川の神像美術という展覧会に出かけた。今年の秋、大磯町の郷土資料館でその時展示された神像に、再びお会い出来ることになったので出かけてきた。美術品として神像を拝観するのは気が引けるが、美しく気品にあふれ凛々しさを感じるお姿だ。平安時代後期の作とされ木造男神立像で「須佐之男命」といわれ六所神社に祀られてきたという。毘沙門天像を連想させるが優美な腰のひねりと若者をモデルとした様な神像は私の最も好きなお方である。体長75センチ。横浜の展示の際ガードマンの目を盗みこっそり横顔をスケッチしてしまった。郷土資料館では撮影禁止のため横浜展でのカタログから写真引用。
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同じく平安時代後期の作といわれる女神像、六所神社では「クシナダヒメ像」として祀られているという。
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横浜での神像展示の際の男神から、以下は郷土資料館には出展されていません。
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資料館からの帰り 天空からさす光の束が見事な光景を見せてくれた
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コメント 4

駅員3

いずれも素敵なお顔ばかりですね[ひらめき]
実物を拝見したくなりました[ぴかぴか(新しい)]
by 駅員3 (2010-10-26 17:30) 

ChinchikoPapa

クシナダヒメ像は、もう少しお腹をダイエットしていただけると、わたしの美しい女神イメージにグンと近づくのですが・・・。w 平安時代の作ですから、いたしかたないのかもしれませんが、後世にあまた創造(想像)されるクシナダヒメ像に比べますと、かなりメタボ気味なのが気になります。^^;
by ChinchikoPapa (2010-10-26 20:31) 

寂光

仏像など時折博物感などへ出張され展示されますが、
そうした場所で拝観するのは如何なものかと思いながら、

by 寂光 (2010-11-21 16:25) 

寂光

仏像な時折博物館で拝観する時があるのですが、
そうした場所で拝観するのは如何なものかと思いながらも、
あるべき場所では見ることの出来ない背後のお姿など見ると、
妙に感動してしまうこともあります。
仏像などは私的に撮影することなど許されることではありませんが、
一度撮影してみたいと思います。
by 寂光 (2010-11-21 16:30) 

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