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三月二十一日 [いのち]


地下鉄サリン事件のあの日から昨日は、20年。
手元に20年前のAERA5.15号「オーム仮面を剥ぐ」という雑誌と、1.30号「阪神淡路大震災 日本の頸動脈が切れた」という二冊のページを見ています。福島原発事故と東北大震災の年の二つの事柄が、何かオームと震災との年とセットに感じられてなりません。
人災と天災とに分けられ無い何かを感じるのです。
国が違えば20年前の3月20日は、イランに大量破壊兵器が存在すると巨大国の大統領が弾糾を始めたと日でもありました。
オーム事件の時、集団の力は国家をも転覆させる力があることの恐怖を感じました。国家も集団です。今間違った方向に国家が進んでいるのであれば内部から、外部からも軌道修正をすることが大事です。そのためには情報がどこまでバランスよく入ってくるかにかかっていると感じる朝でした。
三月二十一日.jpg
画像は数億年から数十億年前の化石。銀化してきらめくアンモナイト。
昭和4年下花水橋開通式、盛大に式典。以前は木橋だったか?
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コメント 2

sig

こんにちは。
戦後、世界が驚くスピードで立ち直り、3等国から1等国にまでのし上がった日本は、その足元が揺らぎ始めるとたちまち内実が伴っていなかった本質が露呈してしまいましたね。サリンも年少者の凶悪犯罪も、学校以前に家庭教育の問題でしょうし、原発のメルトダウンなども信じられない失策です。私たちの世代は一流になろうとしたあまり、次の世代に負の遺産をたくさん残してしまったような気がします。
by sig (2015-03-22 09:03) 

SILENT

sigさま
負の遺産とともに世界をか駆け抜けてきた日本、多くのプラスの遺産もあるのでしょうが、この先負の遺産を増やさないためには立ち止まって考える必要があるんでしょうね。充分ゴール地点は通過したはずなのですから。豊かさとは何なのでしょうね。
by SILENT (2015-03-23 10:44) 

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