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三月二十五日 [写真]

カラスを狙って望遠レンズで切り取った画像。ファインダーが最近読む認識できない。老眼が進んだのか。逆光気味のカラスを、パソコン画像で処理すると、若いカラスのように見える。羽のしっかりとした力強い輪郭が浮き出てくる。オートフォーカスと手ぶれ防止のカメラの画像。何処まで自分の意思が反映されたのか。機械任せの時代。朝刊に自動運転の未来といった自動車の記事を読む。
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昭和4年の今日。『あなたの飼い犬を繋いでください!』湘南大磯警察署が野犬買い上げ数18頭。一頭幾らで買い上げられたのだろうか。
自転車の後ろの荷台に、林檎の木箱のような箱を取り付け、長い竿の先に針金のような輪をつけたものを持ち、野犬を狩る人の姿を昭和30年代見た記憶がある。灰色の上下の服に灰色の鳥打ち帽のような出で立ちの人は『犬殺し』と呼ばれていた。買い上げられた犬の料金で生活をしていたのだろうか。野犬は賢く彼らの姿を見ると、本能で姿を隠したという。飼い犬は本能が退化していたのか、人を信じていたのか、すぐに捕まってしまったという。放し飼いの犬も多く捕らえられたのだろう。
春の砂埃の中に、自転車の犬追い人の姿が思い出される。

昭和18年 湘南の避暑地の夏家賃は、一畳2円を限度とし、産業戦士に住宅解放を。と記事にある。
四畳半では8円50銭の貸し間。産業戦士とは国内で軍需産業に従事する人々のことか。この町では明治以来二階屋の家が増えたという。避暑地として夏の数ヶ月間を貸し間や、借家として東京方面の客に提供するための二階だったという。
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