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四月二十九日 [いのち]

映画「太陽」を観た。奇しくも今日は太陽の主人公の誕生日。この国の70年前の一人の主人公。
映画の中で、「私は生物学的には、人間です」という科白が重く感じられた。司馬遼太郎の「昭和という国家を手元に置く。帯に「昭和」という”魔法の森の時代”があった!とある。
いびつな魔法の世界は、今もこの国で解けてはいないのではと感じる今日の朝です。時代は繰り返すと言いますが、この国が戦争を再びする、巻き込まれるからするのだなぞと言ってもいけないと思うのです。善いことは繰り返しても、悪いことを繰り返すのは絶対にいけません。
私は『戦争が終わって、僕らは生まれた』の世代です。戦争や、紛争は世界中で今も起きています。大量殺人であろうと、個人の殺人であろうと、どちらも虚しい行為です。
誕生日を祝うということは、その人の一生を思うことでもあり、その一生の時代の出来事を様々な視点から視つめることだと思います。
雨虫.jpg

雨虫という曲がある
雨虫が光の中に飛ぶ光景を望遠で追った
光の虫の命を思った

雨 虫

こぼれたナミダの後 生まれたのが雨と
誰かにきいたことも 昔 昔の事よ

忘れてた想い出 運び出してくれるなら
僕のとこへ 飛んでおいで

涙ながしたら 雨虫のように
僕のそばで笑っていた
君は どこ行けば また逢えるだろう
遥か 雲の隙間から
日が射して またどこかへ飛んでゆく
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